防御率5点台でも…佐々木朗希が「マイナー降格危機」を回避?“先発ローテ残留”が濃厚なワケ
3年連続の世界一を目指すドジャースは、6日間の遠征を3勝3敗の五分で終えた。
先週末に行われたカージナルスとの3連戦は、合計8得点と元気がなかったドジャース打線だったが、その後のアストロズとの3連戦は合計21得点と復調。日本時間7日(以下同)の試合では、今季6度目となる2桁得点、12点を挙げるなど、6連戦をいい形で締め括った。
朗報は2試合ぶりに打者として出場した大谷翔平が、ようやくスランプから脱出したことだろう。第2打席に26打席ぶりとなる安打(二塁打)を放つと、第4打席にはタイムリーも飛び出した。結局、この日は4打数2安打・1四球。これをきっかけに打撃は上昇カーブを描いていくことになりそうだ。
ドジャースは移動日を1日挟み、9日からは本拠地ドジャースタジアムでブレーブスとの3連戦を迎える。これがドジャースにとってシーズン序盤の一つの大きな山となるかもしれない。
ブレーブスは目下、メジャー全体で勝率トップタイの強豪チーム。ドジャースが10月に戦う可能性が高いチームだけに、3連敗だけは避けておきたいところだろう。
注目されるのがドジャースの3人の先発投手だ。MLBの公式サイトによると、初戦にエメ・シーハン、2戦目に佐々木朗希、3戦目にジャスティン・ロブレスキがマウンドに上がる予定となっている。
実は、この3人のうちの1人が、早ければ来週にも先発ローテーションから外れる可能性があるという。左腕のブレーク・スネルがマイナーでの調整登板を経て、メジャーに復帰を予定しているからだ。
スネルの昇格に伴って、6人で回している先発ローテーションから1人が脱落することが予想される。当該投手はマイナー降格、もしくはブルペンへの配置転換を強いられることになるだろう。
その候補となっているのが、先述した3投手である。ここで今季の3人の成績を改めて振り返っておこう。
開幕から結果を出し続けているのは、他でもないロブレスキだ。25歳の左腕は、6試合中5試合に先発し、5勝0敗、防御率1.25(先発時は0.56)と、大谷や山本由伸と遜色のない数字を並べている。
一方で、シーハンと佐々木はそろって防御率5点台。特に佐々木は課題の制球力に改善の兆しを見せているものの、直近5試合すべてで本塁打を打たれており、失投も目立っている。
3人の成績だけを見れば、現実的に佐々木かシーハンのどちらかがローテーションを外れることになりそうだが……。
米メディア『The Athletic』でドジャースを担当するケイティ・ウー記者が、野球専門ポッドキャストネットワークの番組『Foul Territory Network』で興味深い見解を示していたので紹介したい。
ウー記者は今月4日に配信された同番組内で、ロブレスキの先発投手としての成績に敬意を示しつつ、「空振りをほとんど奪えていない」と左腕の弱点を指摘。奪三振率(3.75)やWHIP(1.50)はリーグでも最低レベルであることを付け加え、ロブレスキには防御率などに表れない負の部分が多いことを紹介。同投手の快進撃はそう長く持たないと暗にほのめかした。
そのうえで、ウー記者は「よほど酷い投球をしない限り、ロウキが(ローテーションを)外れることはない。シーハンかロブレスキのどちらかだ」と断言。3人の中で最も悪い防御率を記録している佐々木は安全圏にいると主張した。
打線復調で大谷翔平もスランプ脱出の兆し

写真/産経新聞社
スネル復帰で先発ローテ再編へ
「佐々木朗希はローテから外れない」米記者が断言
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1976年、和歌山県で生まれる。地元の高校を卒業後、野茂英雄と同じ1995年に渡米。ヤンキース全盛期をアメリカで過ごした。米国で大学を卒業後、某スポーツデータ会社に就職。プロ野球、MLB、NFLの業務などに携わる。現在は、MLBを中心とした野球記事、および競馬情報サイトにて競馬記事を執筆中。
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