「自分は詐欺を見抜ける」と過信する人こそ危ない。「普通っぽい女性」にハメられた60歳男性の実体験「パソコンの内蔵カメラが勝手に作動して…」
AI生成技術の進化により、ネット上には本物の女性と見分けがつかない精巧な画像や動画があふれるようになった。そのリアルさを悪用し、恋愛感情や下心につけ込み、金銭被害や個人情報の流出といったさまざまなトラブルへ発展するケースも後を絶たない。では、どのような手口で男性の心に入り込み、冷静な判断力を奪っていくのか。AI美女を本物の女性と信じ込み、被害に遭ったというバツイチ60代男性に、その悲惨な実体験を聞いた。

そもそも、AI美女を使った詐欺グループは、どのような基準でターゲットとなる男性を選んでいるのだろうか。AI活用アカウントの分析や、成人向けAI漫画を手がけるクリエイターのmomo氏(@uraakamkun)は、「セクシー画像を投稿するSNSアカウントが、詐欺へ誘い込む最初の入口になっている」と指摘する。
「素人を装ってセクシーな画像や動画を投稿しているアカウントの中には、DMへ誘導し、より露骨な性的画像や動画を提供したり販売したりするケースがあります。そこで反応を見ながら見込み客を選別し、『この人ならいける』と判断した相手に本格的なアプローチを仕掛けていくのがひとつのパターンになっています」
momo氏によれば、とりわけ注意が必要なのが、素人らしさを演出した〝熟女系アカウント〟だという。こうしたアカウントほど、詐欺行為へ発展する可能性が高いと、こう警鐘を鳴らす。
「熟女系アカウントには、同世代の中高年男性が集まりやすい傾向があります。その世代は生成AIに関する知識やリテラシーが十分ではない場合が多いので、若い世代なら『これは不自然だ』と気づくような画像でも、本物の女性だと思い込み、そのまま深みにはまってしまう。だからこそ、こうしたアカウントと交流する際には、相手が実在する人物なのかを慎重に見極める力が必要なんです」
では実際、詐欺グループはどのような手口で男性の心に入り込むのだろうか。

つい口車に乗り、まんまと騙されてしまうシニア男性も少なくなさそうだ
セクシー画像で標的を絞り込む
熟女系アカウントが誘う巧妙な罠
主に関西圏で広告関係やマガジン系の仕事をしながら、映像の企画・構成なども手掛ける。芸人さんやちょっと変わった経営者さんなどの話を聞くのがライフワーク Twitter:@h_mirai1987
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