yosugala、台場の空を切り裂く圧巻の歌声。メジャーデビュー後、初のTIFで魂の熱狂パフォーマンス
お台場・青海周辺エリアで開催している世界最大のアイドルフェス「TOKYO IDOL FESTIVAL 2026」(通称TIF)。最終日となる8月2日(日)にyosugala(ヨスガラ)が登場した。

yosugalaがTIFに出演するのは、2023年から数えて今回で4度目。重厚感のあるエモーショナルでメロディックな楽曲と、それに一切押し負けない伸びやかな歌唱力を武器に、活動範囲を拡大し続けてきたyosugalaは、ライブハウスの熱量をそのままフェスでも再現できるグループとあって、アイドルフェスのみならず、この夏は「OSAKA GIGANTIC MUSIC FESTIVAL 2026(ジャイガ)」など名だたるロックフェスにも出演。昨年12月にはメジャーデビューも果たし、今ノリに乗っている中、デビュー後初のTIFステージでは、どんなパフォーマンスを見せるのか。

日差しも熱気も最高潮に達した午後のHOT STAGE。3月に発売したメジャー1st EP『No Border』のMVで着用した、白レースを基調とした爽やかな衣装で登場した4人。手拍子で迎えられながら、未白ちあが「yosugalaです!最後まで楽しんでいきましょー!」と観客に声をかける。ステージの幕開けを飾る1曲目は「Sparkle」。疾走感のあるキラーチューンに一気に沸き立つ場内。「その手伸ばせ」とサビを高らかに歌い上げると、それに答えるように、観客たちが一斉に空に向けて手を掲げる。すでに大きな一体感に包まれた会場を汐見まといが「お台場、揺らすぞー!」とさらに煽り、HOT STAGEを完全にものにする。
続く2曲目は、ドラマのEDとしても起用された話題のアッパーサウンド「バニバニラ」。ユーロビート調のキャッチ―なメロディが走る中、「あざとい仕草も可愛くキュルルン」という歌詞の通り、君島凪がカメラ目線でキュートなポーズを決め、観客はメロメロ。躍動感溢れる力強いダンスの中に、〝あざとかわいい〟フリが織り交ぜられ、そのギャップにどうにも目が離せなくなる、yosugalaの魅力が最大限に発揮されたナンバーだ。
3曲目に投下されたのは「YOSUGAL伝説」。目まぐるしく転調する、遊び心溢れる楽曲構造に、ドーパミンが止まらなくなりそうな中毒性たっぷりのこの曲。サビの「とりもどせ!とりもどせGAL!」のパートでは、会場全員で手を上下にさせてダンス。そして、怒涛のボーカルリレーを繋ぎ、yosgala流の超エンターテインメント空間を見せつけた。
中盤のMCでは、黒坂未来が「TIF最終日、yosugalaの時間を選んでくれてありがとうございます!」と感謝の言葉を伝える。続けて、汐見が「yosugalaはこのステージしかないので、このワンステージに全部かけて思いっきり楽しんでいってください!」と呼び掛けて、ライブ後半戦がスタート。4曲目は「ハルカカナタ」。君島凪の深く色気のあるトーンの歌い出しから始まり、4人が感情をぶつけ合いながら熱唱する姿に会場中が胸を打たれる。野外のHOT STAGEに海風が吹いて、髪をなびかせながら歌い踊るメンバー。ハイテンションな楽曲が続いた前半戦から、一気にエモーショナルな雰囲気へと変化した瞬間であった。
続いて、「音楽でひとつになりましょう!」という汐見の煽りとともに、yosugalaらしい本格的なロックバンドサウンド「aspiration」のイントロが流れる。高低差のある音域で構成されたこの曲では、メンバーそれぞれの歌唱力が遺憾なく発揮され、伸びやかな歌声がお台場の空に響き渡る。高らかな声を上げながらも決して笑顔を絶やさない未白や、言葉のひとつひとつを刻み込むように胸を叩き歌う黒坂、覇気を感じるほど力強く、より遠くまで声を届けようとする君島、落ちサビで膝をつき、頭を抱えながら全身全霊で感情を込め歌う汐見……とそれぞれのパフォーマンスにも目を惹かれた。

いよいよライブもラストスパートに突入し、カウントともに始まったのは「My Dear」。振り絞るように声を上げ「君たち燃え尽きる覚悟はよろしいかー!全部ここに置いていけー!」と叫ぶ汐見に呼応して、観客全員が「オイ!オイ!」とこぶしを天高く突き上げる。気持ちの良いメロディックなピアノフレーズに重なる、メンバー全員での美しいコーラス。4人だけのステージとは思えないほど、一人一人の存在感が大きく感じられるダンスパフォーマンス。もう会場のボルテージは限界突破していた。
そして、ついに最後の曲へ。ラストの楽曲は「indigo」。儚さと美しさが同居するyosugalaそのものを表したようなこの曲は、フィナーレを飾るのに相応しい名曲だ。終盤にかけて、感情が高まる4人。マイクを観客に向け、全員でのクラップも促す。全身を使って激しく曲のビートを表現しながらも、お台場の空を切り裂くようにハイトーンな歌声を響き渡らせる。そして最後は、4人全員横並びで、それぞれのパートを笑顔で歌い切ったのだった。圧巻のパフォーマンスに、感動の余韻が広がり、会場中から惜しみない拍手と声援が送られる。メンバーは深々とお辞儀を返し、ステージを後にした。

TIF全体を飲み込むほどの盛り上がりを見せたyosugalaのステージング。ただのアイドルではない、4人の圧倒的な歌唱力と楽曲の強度が証明されたライブとなった。9月からは全国のライブハウスを巡るライブツアーもスタートするという。まだまだ勢いが止まらないyosugalaから今後も目が離せない。




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