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ダンナの同僚を浮気相手と勘違い 尿検査を強要するサイコ妻

サイコな人々――それは、普通の社会生活に紛れて暮らしながらも常軌を逸した狂気を宿している人たち。同僚が、取引先が、大学の同期が……。ある日ふとしたキッカケでサイコな人へと豹変したとき、我々はどう対処すればよいのか。実際に小誌に寄せられた、恐るべき被害報告をもとに、ヘルドクターくられ氏とともに考える

【CASE6】
ダンナの同僚を浮気相手と疑い、なぜか尿検査を強要


証言者:井上美幸さん(仮名)28歳・求職中

 同僚の妻がサイコ化、”ダンナと浮気しているに違いない”とあらぬ疑いをかけられ、退職にまで追い込まれたのは井上さんだ。

「会社の祝賀会でのツーショット写真を見て、怪しいと思ったよう。SEという仕事柄、時間が不規則なのも疑われる原因になったのでしょうね。あとで知ったのですが、同期や上司に、私の行動や出退社時間を監視させ、メールで送ってもらっていたようなんです」

 何でもそのサイコ妻(31歳)は、井上さんの行動時間とダンナの帰宅時間とを照らし合わせ、2人の浮気の証拠を探り出そうとしていたそう。周囲はその妻にうまく言いくるめられていたというが、なぜそんな異常行動に手を貸したのか……。しかし、当然ながら決定的な証拠は出ない。業を煮やした奥さんは、強行手段に出る。

「ある日突然、奥さんが会社に来たんです。で、私を見るなり『顔色が悪いから今すぐ検査しろ』と、どこで手に入れたのか大量の尿検査キットを押しつけてきた。ダンナである同僚が慌てて止めて助かったのですが、検査キットのなかに性病や妊娠検査薬も入っているのが見え、背筋が凍りましたね」

 周囲から監視されていた事実もこのとき判明、誰も信じられなくなってしまった井上さん。精神的に疲れ果て、会社を辞めることに。

「次の職場で同僚と仲良くするのは絶対にやめようと思ってます」

 サイコな人によって病んだ人が新たにサイコ化――そんな連鎖が生まれなければいいのだが……。

【対処法】
妄想豊かなサイコさんは一見学歴も高く勉強熱心な人が多いのですが、多くの場合は目線恐怖症です。才覚豊かだが疑り深く、目線を合わせない人を見つけた場合は警戒をオススメします

【監修者 ヘルドクターくられ氏】
マッドサイエンス集団「薬理凶室」主宰。大きな口では語られない科学の裏分野に造詣が深い。13万部を突破した「アリエナイ理科ノ教科書」シリーズの続編を『ラジオライフ』で連載

― 友人がサイコ化!そのとき私は…【6】 ―




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