片付けができない嫁。見かねた夫が部屋を掃除
結婚は、人生一度きりにしておきたいもの。大恋愛ののち一大決心をしてゴールインしたにもかかわらず、結婚後に「しくじった」と感じる人はとても多い。なぜ嫁になった途端にハズレてしまうのか? 30代サラリーマンでハズレ嫁をもらってしまった嘆きを聞け!
◆ハズレ編
将来を誓い合った仲なのに、ハズレと評価されてしまう嫁とはどこまでひどいのか? 嫁のスペックと照らし合わせながらその実態をリポート。その一方でなぜそんな嫁を選んだのか、理由も探る
【家事】片付けができない嫁。見かねた夫が部屋を掃除
井沢悟さん(仮名)・34歳・公務員
片付けが苦手な女性は意外と多く、その事実を知らずに結婚する男は珍しくない。井沢さんも「ずっとキレイ好きと思ってた」と整理整頓ができない嫁にショックを受けている。
「新聞やチラシが部屋じゅうに置いたままで、流しの洗い物は2~3日分平気でため込んでいる。ゴキブリが出ないのが不思議です」
特にひどいのは出張から戻ってきた後。数か月に一度、仕事で1週間ほど家を空けることがあり、帰宅すると空き巣に入られたような汚部屋になっているという。
「さすがに『片付けたら?』と嫁に言ったけど、散らかっている服やゴミを隅っこに寄せる程度。子供が生まれたら少しはまともになるだろうと内心期待していましたが、ちっとも変わりません」
あまりの惨状を見かねて週末は自ら掃除するようになったが、それがいつの間にか井沢さんの役割に。嫁は感謝の言葉こそ口にするが、手伝う様子はまったくない。
「ただ、トイレと風呂場だけは『風水的にいいみたい』ってキレイにしています。だったらリビングやキッチンも掃除すればいいのに……。もうワケがわからないです」
ちなみにガツンと怒ったことは一度もなく、それどころか「欠点のある嫁が最近愛おしいと思うようになった」と言い出す始末。
その優しさが致命的にならないといいのだが……。
3日分の使用済み食器をため込み、キッチンから溢れんばかりに積まれた洗い物の山。自動食器洗い機はこんな家にこそ必要か?
イラスト/坂本千明
― 嫁にしたら[必ず損する女]の共通点【2】 ―
ハッシュタグ