田舎暮らしに前向きな30代が増加中!?
―[脱都会[田舎暮らし]は生き地獄]―
給料が上がらない時代の今、都市部で働く若者は高い家賃に生活費を圧迫され、貯金もできず、明るい未来像も描けない。そのうえ、毎朝、満員電車に揺られて通勤し、夜遅くまで酷使される。そんな都会での生活に疲れ、田舎での暮らしを目指す人が増えているという。
都市部で働く30代の半数以上が田舎暮らしに前向き
給料が上がらない時代の今、都市部で働く若者は高い家賃に生活費を圧迫され、貯金もできず、明るい未来像も描けない。そのうえ、毎朝、満員電車に揺られて通勤し、夜遅くまで酷使される。そんな都会での生活に疲れ、田舎での暮らしを目指す人が増えているという。折からの農業ブームもそうした現状の裏返しといえるが、まずは国土交通省が行った「二地域居住」に関するアンケート(右図参照)を見てほしい。
「二地域居住」とは、国土交通省が地方の過疎化を防ぐために5年前から行っている施策のこと。都市住民が一年のうち2~3か月の長期滞在、または毎月3日以上で年間1か月を農村漁村の同一地域に滞在することを指し、このアンケートでは、完全定住も含めた、都市住民たちの田舎暮らしに対する意欲を調査している。
35~39歳で見てみると、希望している(今後したいと思う)が41.1%、意欲がある(今後10年の間に実行したい)が16.2%と、程度の差こそあれ、実に57.3%の都市住民たちが田舎暮らしを希望していることがわかった。
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