【バカゲー】ポメラニアンやヒヨコになって無人の東京を生き抜く!

手堅いシリーズ作に押され、消えかけていた“バカゲー”の悦楽。ところが、ここに来てネオバカゲーとも言うべき新顔が続々登場している。硬直したゲームシーンに風穴を開ける個性派たちをゲームコラムニスト・卯月鮎がピックアップ! <家庭用ゲーム編> 【TOKYO JUNGLE】 PS3/ソニー・コンピュータエンタテインメント/パッケージ版4980円・ダウンロード版3900円/発売中 TOKYO JUNGLE,バカゲー ◆ありえない世界観についつい夢中に!?  百聞は一見にしかずということで、話題のTOKYO JUNGLEを体験プレイ! 「人類は、消えた」。そんな言葉とともに、廃墟と化した渋谷が映し出されるカッコいいムービーからスタート。ライオンやトラに交じり、アップになる真顔のビーグル、土佐犬、競走馬たち。思わず噴き出してしまった。  最初はサバイバルモードをプレイ。ひたすら生き延びて総得点を競うモードだ。キャラはポメラニアンをセレクト。残念ながら無人の東京ではそのかわいさは無駄中の無駄。渋谷の街を駆け回り、「ハングリーゲージ」が減ったら、草むらに隠れつつウサギやヒヨコをガブリ! そして骨になるまでペロリ。ちょっとポメちゃん、野生に戻りすぎっ!!   エリア内の指定ポイントをすべてマーキングすればメスと交尾して世代交代も可能。狙うは、子供の数が多く能力の底上げも高い「アゲメス」。黒いハートを振りまく「サゲメス」はNG。といっても、自分のランクが低いとアゲメスはなびかない。動物世界も厳しいもんだ。  選べる動物はニホンジカ、ネコ、マンモスなど50種類以上。とにかく斬新なゲームであることは間違いないが、空腹になりやすい、ジャンプ力が高い、と動物ごとにプレイ感が異なる作りでゲーム性は高い。チャレンジのクリアやアイテム集めなどやり込み要素も豊富。バカゲーと舐めてかかるとガブッとやられる、意外に硬派で練られたゲームだった。
バカゲー,TOKYO JUNGLE

肉食獣からの攻撃を逃げてかわして生き延びる草食動物。危ない場面では、引き連れた兄弟を切り離し、おとりにして逃亡すべし。これが野生の掟

(C)Sony Computer Entertainment Inc.  ― 家庭用ゲーム&アプリ[バカゲー]が熱い【2】 ―
TOKYO JUNGLE

なめてると食われる!

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