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会社で簡単ストレッチ殿様座りで背筋がピン!

会社で簡単ストレッチ殿様座りで背筋がピン!

 の衝撃事実に、猫背の背中をさらに丸めて震えてしまう読者も多いだろう。しかし前出の伊藤氏はさらに容赦なく檄を飛ばす。

「正しい姿勢に戻るには3か月はかかると思ってください。ただ、長い人生を考えれば、たった3か月しっかりやれば戻れる可能性があるのならやるべき。集中すれば短縮することも可能です」

 歪み改善のための第一歩。まずは、椅子に座った運動から開始!

「多くの方が『ずっと正しい姿勢を維持しなければいけない!』と誤解しがち。それはプロの僕でも到底無理な話。大切なのは、崩した姿勢を正しい姿勢に戻す『リポジショニング』をマメに行うことです。椅子に腰深く座った状態で、しっかり開脚してあごを引く。これは見た目の印象も良くなりますし、骨盤も安定します。20分に一回のペースでやりましょう」

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 この「殿様座り」は、腰と背もたれの間に手のひら一つ分の隙間をつくり、両足を45度に、膝を100度に開き、しっかり地面に着くことがポイントだ。そして忘れてはならないのが、足の位置。

「多くの人は座面が高すぎて地面に足が着かないから、前傾姿勢になってしまう。30度の屈曲で腰に掛かるニュートラルポジションの負担は4倍に、60度の屈曲で8倍にもなります。背もたれを使って座れば、腰への負担は7分の1に軽減します。背もたれを有効に使うために、『足置き』を机下に置きましょう。分厚い漫画雑誌2冊をガムテープで固定。その上に足を置けば、膝が高くなり、自然に後傾するので背もたれが使えるようになります」

 そしてデスクワーカーが短縮しやすいハムストリング(太もも裏にある筋肉)のケアも重要と説く。

「力士やアメフト選手の構えのように、壁に両手をつき、腰をそらすと太もも裏がピーンと張っているのがわかると思います。この状態を20秒間保持することで、ハムストリングの短縮を防ぐことができる」

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伊藤和磨氏
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パーソナルトレーニングジム「Maro’s」代表。気鋭の姿勢矯正のプロとして、姿勢関連の著書多数。ジムは数か月先まで予約で埋まっている

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今回紹介したストレッチ以外の方法は、伊藤氏の新刊『腰痛はアタマで治す』(集英社)に掲載されている。姿勢矯正のプロが根本から説明する、腰痛改善理論は目から鱗!

― [姿勢の悪さ]は人生を台無しにする!【2】 ―

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