あのIT企業の社食はどうなっている?
かつてない注目を集める社員食堂。なかでもハードワークかつ創造性が求められるIT企業では、社員のニーズに応えた社食が増加中という。そんな“進化系社食”の最前線を紹介する
【日本マイクロソフト】
◆ワンフロアまるごと改装した広々オシャレな快適空間
’11年2月、都内に分散していたオフィスを品川に移転統合した際に新設されたのが、社員食堂のOne Microsoftカフェだ。
社員の交流の場として生まれた広い食堂は、打ち合わせや業務のスペースも兼ねており、イベントや懇親会が開催される。そもそも品川オフィスで働く従業員約2500人のうち、約6割が自分の席をもたないフリーアドレス。社員同士が円滑に連絡を取り合えるように「Microsoft Lync」というシステムを導入しており、どこにいても仕事ができる環境にある。
700円前後で提供されるランチは、野菜中心でボリューム満点のメイン料理を3種類、カレーや丼もの、麺類を1種類ずつ用意。ライスやスープ、サイドメニューの種類も豊富で、食べたいものを選べる仕組みになっている。セットの野菜だけで、一日に必要な量の3分の2を食べることができ、財布だけでなく体にもやさしい。料理を盛り付ける食器は、カラフルなル・クレーゼで統一。見た目が非常に華やかで、食欲が刺激される。
肝心な味もヘルシーでありながら決して薄味でもないため男性でも満足の食べ応えだ。残念ながら、この社食は一般に公開されていないが、7月27日に発売された『日本マイクロソフトの社員食堂 野菜たっぷり!デリレシピ63』(キラジェンヌ刊)でレシピが公開されている。料理に興味がある人は、自分で再現することができる。
⇒日本マイクロソフトの社食【画像】はコチラ
https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=287406
取材・文/黒田知道 撮影/難波雄史(本誌)
― タニタだけじゃない!IT企業の[スゴい社食]訪問【1】 ―
https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=287406
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