R-30

『本当に頭がよくなる1分間勉強法』に挑戦してみた

『本当に頭がよくなる1分間勉強法』

110315_BKR_05.jpg
石井貴士/中経出版。著者は代ゼミなどの模試で
「全国1位を獲得」、慶応大に合格したとか


◆挑戦者 ライター R
人よりのんびりしているため、計画的に物事が進められない。ゆえに読まなきゃいけない本が常に山積み状態

本1冊が1分で読める」ようになり「60冊分を1分で復習」可能なこの勉強法。しかも「たったの2日間で」マスターできるらしいが、その方法にはもうビックリ。

 1日目は1冊10分のリーディングからスタート。1ページ3秒の間隔でリーディングしていくと10分で完了の計算だ。著者曰く「いきなり1分になりたい気持ちはわかりますが、そこをぐっとこらえてください」。それが済んだらもっと時間を短縮した5分リーディング。で、急いでページをめくるだけの1分間リーディングに突入だが、これで終了と思ったら甘い。10分、5分、1分のリーディング+休憩4分を3冊分続けたところで30分の休憩(計90分)。これを3セット行わなきゃならず、トータル4時間半。「1日目の作業は、これだけです」って、十分ハードだよ。2日目は午前中に90分セットを1回、午後に1分間リーディングを20~50冊!! ページをめくり続けるうちに上腕二頭筋がパンパン。ほとんど体力勝負だ。

 リーディングの際は文字を追ってはダメで、大切なのは「何か胸騒ぎがするというページ」を感じ取ること(そのページは端を折る)。でも、いくらめくっても胸、騒ぎませーん。もちろん、まったく本の内容わからんし。どうにも中身が気になってリーディングの後にじっくり読み直してしまった……って、意味ないじゃん。

 しかも、いくら1分間リーディングを習得しても「(その技術は)暗記術でも記憶術でもありません。ただ単に『時間を短縮する魔法』が使えるようになっているだけ」って、これまた意味ないのでは!? 覚えるにはページの端を折った箇所を抜き書きする作業が必要なのだ。結局、1分で本が読めるというより、”1分で本をめくれるようになった”だけって気が……。

◆結果
1分でスムーズにページをめくれるようにはなるが、内容は把握できず

― [たった1分で自己改革]に本気で挑戦【3】 ―




おすすめ記事