恋愛・結婚

だめんず女子こそ「年の差婚」がオススメ!? 漫画家・山崎紗也夏が断言

和泉晴紀&山崎紗也夏 20歳年上の男性と結婚、年の差夫婦の日常を綴ったエッセイ漫画「ダーリンは55歳」(小学館IKKI COMIX)が発売中の山崎紗也夏。単行本の発売を記念して、「ダーリン」こと漫画家の和泉晴紀と年の差夫婦対談を敢行! 漫画には描き切れなかったエピソードや、執筆の裏話を聞いた。

――和泉さんが映画デートで「50割」を利用したり、年の差夫婦ならではのちょっと笑えるエピソードはもちろんですが、子供のことや老後のことなど、シビアなテーマもきちんと描いていらっしゃるのが印象的でした。

山崎:2話目を描く前に、1話目を読み返したんですけど……ぬるいな、と。これはみんなが言いたがらないことをちゃんと描かないと面白くないぞ! と思って、2回目でいきなり子作りのことを描きました。

――シビアなテーマなのに、きちんとギャグにしていましたよね。

山崎:精をつけさせるために肉を買ってきたり(笑)。

和泉:そんな意図があるとはちっとも知らなくて。

山崎:で、肉食べたらソッコー布団敷いて。でも今月も子供出来なかった~!って(笑)。まあ、本当に子供が出来る日なんて月に1日だって言いますしね。

――排卵日は月に1日。精子が長生きであれば、排卵日に着床する確率も高くなるわけですが……。

山崎:そうなんだ! (和泉さんに)もうちょっと頑張ってもらわないとねえ……。

和泉:ええっ!?

⇒【エッセイ漫画】夫に精をつけさせようとするが……
http://nikkan-spa.jp/?attachment_id=373590


[(C)山崎紗也夏/小学館]

メンチカツで有名な吉祥寺の「サトウ」の牛肉を食べさせ、夫に精をつけさせようとするが……[(C)山崎紗也夏/小学館]

山崎:といっても、漫画にも描いたんですが、私自身「子供が欲しい」と思うピークは過ぎたのかも。病院でいろいろ調べてもらったりしているわけでもないし。

――子供が欲しい気持ちはありつつも、結局産婦人科で検査してもらうまではしなかったというエピソードは、昨今の30代、40代女性のリアルな心境かもしれません。同じような年の差婚カップルで、気になる芸能人カップルはいますか?

山崎:やっぱり、石田純一&理子カップルです。石田純一は確かに女好きでしょうけど、だからこそ女性には優しいわけじゃないですか。そんな純一の、女癖が落ち着いたところで結婚した理子は本当に賢い! 優しさ独り占めのイイトコ取り! まあ……私も……結構イイトコ取りしております。

和泉:若いときの(一度目の)結婚の失敗を踏まえて反省しているから。昔だったら、嫁が家事を全部やるのは当たり前! アルバイトして家事がおろそかになるくらいならやめちまえ! みたいな感じだったのに、今は……。

山崎:家事はほとんどやってもらってます(笑)。

和泉:やってもらってます、じゃないの! 家事もやりなさい(きっぱり)。

山崎:年の差があるからこそワガママもかわいいと思って許せちゃうしね。

和泉:何言ってんだか。まあでも、本編じゃワガママさがあんまり伝わらないから、俺が描いている漫画(各話の最終ページにダーリンから見た夫婦生活を1ページのマンガで和泉さんが執筆している)では、きちんと傍若無人な奥さんを描いています(笑)。

山崎:傍若無人って……。

和泉:本編でも、酔っぱらって理由もなく「リコンだ~っ」て叫んじゃったりね……。何でわざわざケンカの種をまいちゃうんだろうね。冗談でもそんなこと言っちゃダメ!

山崎:それで怒って体当たりされるとは思わなかったけど……。体当たりって!

和泉:……。

山崎:でも、何というか、いつもまっすぐぶつかってきてくれるから、一緒にいられるのかもしれない。

⇒【エッセイ漫画】感情が抑えきれなくなったダーリンが!
http://nikkan-spa.jp/?attachment_id=373591


[(C)山崎紗也夏/小学館]

感情が抑えきれなくなったダーリンが、文字通りまっすぐぶつかってきた!![(C)山崎紗也夏/小学館]

和泉:そもそも、俺が直球で「俺と一緒になろう!」って言ったからいま結婚してるんだもんね。

山崎:元々飲み友達だったし、フラれたら顔を合わせづらいだろうに、そういうこと考えないのかなこの人……って思いました。よくもまあ、逃げ道もつくらずまっすぐぶつかってくるな!って(笑)。

和泉:フラれたらそんときはそんときだから!

山崎:そもそも私は今までほんとに男運が悪くて、浮気ばっかりされてて。パワーがあり余ってたというか、もっと駆け引きとかなしに「全力で誰かを愛したい!」って思うようになったんです。それで、いたるところでそう公言していたら、ほとんどの男の人はドン引き。そんななか、和泉だけが手を挙げてくれたというか、まんまとひっかかったというか。

和泉:「ひっかかった」のか……。

山崎:そういう意味では、男運の悪さに疲れ果てた「だめんず女子」にこそ、年の差婚はオススメですよ。年上ならではの優しさと包容力で、全力で受け止めてもらえるから。もう駆け引きとかめんどくさいのです!

――優しさや包容力が魅力的とはいえ、やはり将来のことを考えると不安になったりすることもあるのでは?

和泉:いや、俺の使命は、俺のほうが一日でも長生きして奥さんを看取ることだから大丈夫! それに、70になったら書道、80になったら数学、90になったら園芸……極めなきゃいけないこともたくさんあるから忙しいし、とてもボケてられない。

山崎:胸を張って大丈夫って言われると、何だかそんな気がしてくるから不思議だよねえ(笑)。

 恋に疲れたアラサー、アラフォー女子は真剣に年の差婚を検討してみてもいいのかも? <取材・文/牧野早菜生 写真/穴沢優子>

「ダーリンは55歳」(小学館IKKI COMIX、800円)
20歳年上のダーリンと結婚してみたら、毎日が驚きの連続! 年の差婚の悲喜こもごもを描いた山崎紗也夏、初のエッセイ漫画。ダーリンが60歳になった暁には「ダーリンは還暦」を描く予定も!?

ダーリンは55歳

あらゆる日常をユーモアたっぷりに描く実録エッセイ




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