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店に入る前に「マズいサイン」を読み取る技術

◆まずいサインでハズレを見抜く! まずい飲食店 フラッと入った店ならまだしも、クチコミや評判を調べたあげくにまずい食事をすることになったときの絶望感たるや計り知れないものがある。店に入るにしても、せめて席について料理を口にする前に見抜く方法はないのだろうか。北は北海道、南は鹿児島まで年間600杯のラーメンを食べ、ラオタを自称するフードコンサルタントの西野清志さん(仮名・41歳)にハズレな飲食店について聞いた。 「いわゆるハズレなラーメン屋の特徴として『醤油、味噌、塩』と全種類のスープがある店。これはハズレ度が高い。やはりどれだけ一つの味にこだわるかで、完成度は変わります。また、豚骨系のお店でよくあるのが臭いお店。おいしい豚骨のスープは臭くないんです。臭さといい香りを勘違いしてるんですよ。焼き鳥屋みたいに煙で客を引く手法をマネているんでしょうが、ただの公害です。清潔感のない店、特に店の前の道路が油でベタベタなラーメン屋はおいしかったためしがないですね」  西野さんによれば、こうした法則はすべての飲食店に通ずるとか。 「よく、田舎に行くと目にする『うどん、寿司、天ぷら』と看板に書かれた店があります。何の店かもわかりませんし、寿司もうどんもこだわればキリがない料理です。それを一度に全部出して、おいしくできるわけがない。最近では、昼はラーメン、夜は居酒屋という二毛作するラーメン屋が増えていますが、そういうところはラーメンも本業もおいしいお店は少ないですね。パッと見で何のお店かわからないところは要注意!」  今回、一般の人にはどんなお店を敬遠してしまうのかというアンケートを実施したところ、「掲載された雑誌などをベタベタ貼っている店」や「食材のウンチクがわざわざ書いてある店」を敬遠するという声が多かったのだが、西野さんによれば「それはただのイメージ」にすぎないという。 「掲載誌を貼ったり、ウンチクをいう店は言うなれば『語るに落ちた』だけです。ラーメン本のランキングは信頼度の高いものもあります。誰がどの店を選ぶのかという選者によってラーメン本の信頼度は変わります。書いてあるこだわりの食材も本当に使っているならおいしいわけですから。それよりも店の外に料理の写真をこれでもかと貼っている飲食店は要注意。そういう店は料理に自信がなく、何のお店かお客がわからないから、わざわざ貼っているんです」  ほかにも、店主に覇気のない店も要注意だとか。 ◆敬遠されがちな店ランキング 【1位】汚い店 「テーブルも触りたくないような店はマジ勘弁!」(24歳・女性) 【2位】ウンチクの多い店 「食べて旨いかどうか! 手前味噌な感じ」(37歳・男性) 【3位】取材された雑誌の切り抜きがベタベタ貼ってある店 「取材されたから偉いわけじゃないと思う。カッコ悪い!」(29歳・女性) 【4位】何の店かわからない店 「和食? 創作フレンチ? 何屋かわかんないとこはNG」(35歳・男性) 【5位】元気のない店 「店員に元気がない店はこっちも暗くなる」(30歳・女性) 【6位】フリーペーパーに載ってる店 「何か安っぽいイメージしかないのは気のせい?」(41歳・男性) 【7位】「なんとかランキング第●位!」と貼ってある店 「何のランキング? 評価基準もわかんないし……」(29歳・女性) 【8位】やたらとTwitterやFacebookのフォローを求めてくる店 「アカウントないですって逃げるようにしてます」(33歳・男性) 【9位】「個室」や「隠れ家」を謳う店 「個室ってことで騒ぐ人が多いから、逆にうるさい」(34歳・女性) 【10位】飲み放題をやたら勧める店 「お金払うからちゃんとしたお酒が飲みたい」(37歳・女性) イラスト/石井匡人 ― 「ハズレ」を掴まない技術【2】 ―
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