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「また会いたい」と思わせるビジネスメールのコツ

今や、メールは日本人の基本的なコミュニケーション手段のひとつ。しかし、書く機会が増えた分だけ、「正しいメールの書き方」に頭を悩ませている人も多いのではないだろうか。今回はビジネス編「挨拶メール」のポイントを解説する。

◆「また会いたい」と思わせる挨拶メール

メール メールで好印象を持ってもらうための基本は、「相手の承認欲求を満たしてあげること」だとビジネスメールに関するセミナーやコンサルティングを行う、アイ・コミュニケーション代表の平野友朗氏は言う。つまり、「相手が言われて嬉しいひと言」を文面に盛り込むのだ。ただし、わざとらしく“ヨイショ”してはいけない。あくまでさりげなく自分の熱意を伝えるからこそ、「この人のためなら、一肌脱ぐか」と思ってもらえる。

 また、相手のキャラによっては、あえて「変化球なひと言」を添えることで、自分を強く印象づけることもできる。多用は禁物だが、うまくハマれば効果は大きいぞ!

◆長文メール例
――――――――――――――――――――――――――――――
件名:●月×日の懇親会でお会いしたSPA!太郎です

□□様

初めてメールをお送りいたします。

○×社企画部のSPA!太郎と申します。
先日(●月×日)の懇親会で弊社の△△より紹介いただきました。
以前から□□様の著作を愛読しており、
時事問題を語る視点の鋭さに大きな影響を受けています。
実際にお会いできて、大変に感激でした。
★ポイント1

今回メールを差し上げたのは、
当社主催のセミナーへのご出演のお願いでございます。
内容は以下の通りになります。

(中略)

私にとって憧れの存在である□□様とのお仕事は、長年の夢でした。
何としても実現し、セミナーを成功に導きたいと思っております。
★ポイント2
一度、内容のご説明も兼ねて、
お打ち合わせをさせていただければ幸いです。

ご多用のところ誠に恐縮ですが、

2月4日(月)10時~17時
2月6日(水)13時~17時

の日程で、ぜひともご検討お願いいたします。
――――――――――――――――――――――――――――――

★ポイント1:会ったときの印象や具体的なエピソードを入れよう。「どう言われたら嬉しいか」を考え、うさんくさく見えないひと言をさりげなく添えるのだ!

★ポイント2:仕事の依頼の場合は、まず「なぜ、あなたに受けてほしいのか」という思いをきちんと伝えること。その“熱意”次第で仕事の成否が左右されるぞ!

◆自分を強く印象づける、変化球メール例

『前世の酒場で会ってますよね』
初対面でお酒やごはんの嗜好がピッタリだと話題に。飲みながらじっくり話してみたいと思った(35歳・飲食)

『毎週、水曜日は自宅でパーティしてます』
「あなたのために用意しました!」という押し付けがなく、行ってみようかなという気になった(28歳・広告)

『アニキと呼んでいいですか?』
超オレ様な取引先に。体育会系ノリが好きな人なので、舎弟っぽくかわいがってもらえるように(30歳・不動産)

【平野友朗氏】
アイ・コミュニケーション代表。日本初のビジネスメール教育事業を立ち上げる。著書に『ビジネスメールの常識・非常識』など多数。長文メール例は平野氏の監修によるものです

イラスト/テラムラリョウ
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