「飲み会はカネの無駄だから行かない」会社員が増加
◆’12年の飲み代と昼食代は史上最低
共働き夫婦が増えたとは言っても、家計の管理は妻。少ないお小遣いのやりくりに頭を抱えるサラリーマンは依然として多い。
新生銀行が毎年実施しているお小遣い調査によると、’12年のサラリーマンの平均小遣いはケータイ代込みで3万9600円。子供のいる既婚者に至っては3万1000円で、ケータイ代を引いた自由に使える小遣いは実質2万円程度というのが現状だ。1回の飲み代は、調査を開始した年以降、史上最低。3000円を下回った。
「飲み会はカネの無駄だから誘われても行かない。断り続けていれば誘われなくなるから問題ない」(35歳・通信)と、飲み会に関心のないサラリーマンが増えている昨今の風潮を裏付けている。
アベノミクスの恩恵が少しはあるのでは?と聞いてみても、「全然ない。自分の会社は不況のまま」「収入が増えたとしても小遣いは据え置きの予感」とため息交じりに話すサラリーマンたち。ひと月のお小遣いが1万円以下(ケータイ代は除く)という猛者も少なくない。そこで次回は、お小遣いのやりくりに悩むサラリーマンのなかでも月1万円以下という猛者たちの極貧生活をルポ。読者諸兄が「自分はまだマシ!」と溜飲を下げていただければ幸いである。
⇒【極貧生活ルポ】小遣い1万円以下サラリーマン「散髪はセルフ」 https://nikkan-spa.jp/440574
【サラリーマンの平均小遣い】
1か月ケータイ代込みで3万9600円(既婚3万3000円 子持ち3万1000円)
1回の平均飲み代 2860円
1回の平均昼食代 510円
― [小遣い1万円以下サラリーマン]衝撃の日常【1】 ―
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