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小遣い1万円以下サラリーマン「散髪はセルフ」

共働き夫婦が増えたとは言っても、家計の管理は妻。少ないお小遣いのやりくりに悩むサラリーマンは依然として多い。アベノミクスの恩恵は一切なく、お小遣い月1万円以下という猛者たちの極貧生活をルポ。1万以下ライフの真実に迫る。

◆姉さん女房が家計を完全支配!セルフ散髪。犬の餌より安い昼食
<堀川真也さん(仮名・35歳)ゲーム開発 年収600万円>

サラリーマン, 小遣い, 年収「8歳上の妻とは学生時代にバイト先のファミレスで知り合いました。年上で落ち着いた女性が好きだったので僕からプロポーズしましたが、結婚してからは豹変。今や給料はもちろん、家のことはすべて完全にコントロールされてます」

 そう嘆くのは、ゲーム会社に勤務する堀川さん。ほかより景気の良い業界だと思うのだが……。

「会社の同僚はみんな1000円前後のランチを食べているのに、自分は毎日299円のサイゼリヤのミラノ風ドリア。妻が結婚前から飼っている室内犬の1か月の餌代(1万円)のほうが高い。加えて4歳の一人息子の養育費と子供用貯金が合計月7万円。結婚と同時に妻は専業主婦宣言し、今でも共働きするつもりはまったくありません。少しでも交渉しようとすると『家と子供のために最善を尽くしているのに!』と大声で泣かれ、それ以上何も言えません」

 それでもなんとか小遣いを浮かそうと努力するが、ボスキャラのごとくケチ嫁が立ちふさがる。

「3か月に一回、散髪代が支給されるのですが、4000円もらい、駅前の1000円理髪店で浮かせるのが精いっぱい。一度、全額浮かせようと子供用ヘアカッターで梳いてみましたが、すぐにバレて全額回収されました(泣)」

 飲み会にも参加できず、さすがにコミュニケーション不足を感じるので、喫煙ルームでの世間話や情報交換は生命線なのだとか。

「どんなに苦しくてもタバコだけは絶対にやめられません。それにしてもゲーム会社に勤めているのに、スマホも無料ゲームしかできないなんて……」

 堀川さんが極貧クエストから抜け出せる日は来るのだろうか。

【1か月の小遣いの内訳】
交通費 0円
飲食代 5000円
趣味 0円
タバコ代 4000円
計9000円

イラスト/市橋俊介
― [小遣い1万円以下サラリーマン]衝撃の日常【2】 ―




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