デジタル

プールやビーチで活躍する防水タフネスデジカメ

【富士フイルム FinePix XP200】

富士フイルムの防水タフネスコンデジ「XP」シリーズに、最上位となる「XP200」が登場した。15m防水と2m耐衝撃性能を備えるタフネスモデルだ。無線LAN機能も備えスマホへの転送も簡単。アウトドアユースにはぴったりのモデルで注目を集めている。サイズはW116.1×D30.3×H71.4mm、重量は約232g。背面のモニタは3.0型のTFT液晶、ズームは光学5倍、デジタル2倍となる。実勢価格3万円前後。買うべきか見守るべきか、物欲刺激度をチェック! 富士フイルム FinePix XP200◆15m防水&無線LAN搭載のタフネスコンデジに注目!  アウトドアユースにぴったりのタフネスデジカメ「FinePix XP200」がお目見えした。  特に、今から夏が待ち遠しい人にうれしいのが15mの防水機能。プールやビーチはもちろん、スキューバダイビングに持っていくこともできる。海中の写真は楽しいので、ダイビングにチャレンジする際はぜひ撮影しておくことをオススメする。  背面の液晶は低反射タイプで、水中や日差しの強い浜辺でも見やすくなっている。ボディはホールド性の高いデザインで、グローブをした状態でも操作しやすいのが○。
富士フイルム FinePix XP200

ボタン類が大きく、クリック感が大きいため、グローブをはめたままでも操作しやすいのが特徴。スキューバダイビングやスキーの間でも撮影できる

 さらに2mの耐衝撃構造、マイナス10℃の耐寒仕様、防塵機能というタフネスぶり。アウトドアではついラフに扱ってしまいがちだが、簡単に壊れることはない。マイナス10℃の環境でも利用できるのでスキー場や冬山登山にもOK。一般的なデジカメは最低動作環境が0℃の機種が多い。防塵性能はIP6Xに準拠し、砂埃が多い状況でも普通に使える。  もう一つの目玉機能がWi-Fiだ。デジカメ本体に無線LAN機能を備えており、単体でスマホやタブレットに写真を転送できる。iPadなどでカメラ内の写真を閲覧しながら、取り込むといった使い方ができる。アウトドアでメモリーカードを出し入れしたくないときでも、安全にデータを転送できるのが便利だ。さらに、「XP200」とPCを同じ無線LANルーターに接続すれば、撮影した写真を自動的にPCに転送することもできる。  デジカメの機能もなかなかのもの。画素数は1640万画素と十分で、光学式手ぶれ補正を搭載。連射切り替えボタンを備え、シャッターチャンスを逃さずに写真を撮れる。動画はフルハイビジョンで録画でき、簡単な動画編集ならカメラ内で行える。富士フイルムらしく、撮影モードも充実。アウトドアユースなら「FinePix XP200」は見逃せないアイテム。価格も3万円前後と手頃なので、物欲刺激度は高めだ。

■ITライター柳谷智宣の物欲刺激度 2.5/3

ダイビング用の防水デジカメを3年ぶりに買い替えようと物色中

■ 編集担当Kの物欲刺激度 2.5/3

無料アプリ「FUJIFILM Camera Application」をスマホなどにインストールすれば、最大30枚の画像をカメラから端末に送信できるのは便利。プールや雪山で子供を撮りたいと思っていたので、これは欲しい。ちなみに、先行発表された海外モデルでは国内の青、黄色、黒に加えて赤も選べた
FinePix XP200

1/2.3型 正方画素CMOS 光学5倍ズーム

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