デジタル

1画面で作業域が広がるWQHD液晶ディスプレイ

【マウスコンピューター iiyama ProLite XB2776QS】


フルHDの約1.8倍の情報量を持つ2560×1440ドットのWQHD解像度で表示できる、27型のPC用液晶ディスプレイ。視野角が広くて省エネなAH-IPS方式の液晶パネルとLEDバックライトを採用しており、消費電力控えめで使える。スタンド込みのサイズはW644×D249.5×H455~565mmで、背面に1.5W×2のステレオスピーカーを内蔵する。入力端子はDisplayPortとDVI、HDMI、アナログVGAの4種類。実勢価格は5万9800円だ

マウスコンピューター iiyama ProLite XB2776QS◆フルHDが低解像度になる前に乗り換えておきたいWQHD液晶

XB2776QS」は、27型2560×1440ドットの広大なデスクトップ環境を自在に扱える手頃なディスプレイだ。メジャーな4種類の映像端子をすべて備え、アナログ接続でも最大2048×1152ドットで表示するなど、古めのPC環境と組み合わせても十分な広さが味わえる。

 広視野角で照り返しの少ないパネルを採用しており、照明の位置が気にならないうえ、左右170度にスムーズに回転するスタンドにより、液晶直下がデッドスペースになるのを防いでくれる。画面を90度回転させてタテ向きに表示したり、高さを11cm調整したりできるのも、レイアウトの幅が広がって便利だ。省エネ性の高さと「ECOモード」による目にやさしい表示設定も備えるので、設置スペースさえ確保できれば導入後には多くのメリットが得られるだろう。

マウスコンピューター iiyama ProLite XB2776QS

WQHD解像度で表示するには、DisplayPortか、「デュアルリンク」環境でのDVI接続が必須。HDMI接続はフルHDが上限となる

 それでも気になるのは価格だ。WQHD液晶では比較的安い部類だが、フルHD液晶が1万5000円前後から買える相場を考えると割高なのは確か。しかし、そんな感覚も間もなく変わってくるかもしれない。最近は、9.7型で2048×1536ドットの「iPad」や、13.3型で2560×1440ドットのウルトラブック「dynabook KIRA」が店頭に並び、YouTubeでは4K(4096×2304ドット)の動画が100万回を超える再生回数を記録するなど、フルHDを超える環境が急速に普及し始めている。

 世間に、フルHD超えの広さを前提にしたモノやサービスがあふれるようになると、現在は十分に広い画面域もどんどん狭く感じるようになるだろう。同時に起動するのが1~2個のアプリやウインドーという使い方なら、もっと価格が下がるのを待ったほうがいいが、5~6個のアプリを表示して並行処理する使い方なら、もうWQHD液晶にしてもいい。そう考えたとき、仕様にクセがなく、流通量も安定しているモデルの魅力は小さくない。

古田雄介

◆サブカルライター・古田雄介の物欲刺激度 2/3

ディスプレイは画面サイズの迫力よりも情報量を重視する傾向がある

◆編集担当Kの物欲刺激度 2.5/3

“パーフェクトスタンド”と呼ばれているスタンドは可動範囲が広く、上24度/下4度のチルト、左右各170度のスイベル、昇降範囲は110mmと、画面位置の調整を容易に行える。基本、2画面での作業が基本スタイルのワタクシとしては、1画面で作業域が広がる本機は魅力的。これ一台でいいかも

iiyama ProLite XB2776QS

27型AH-IPS方式パネル+WLEDバックライト搭載

ハッシュタグ




おすすめ記事