超低位株で一攫千金を目指せ
今、要注目なのが“ボロ株”だ。ギャンブル的な要素は多分にあるが、やり方次第で資産倍増が狙える、ボロ株の仕込みチャンス到来か!?
◆リスク軽減策に低位株も狙う!
ボロ株投資は当たればデカいぶん、リスクが大きいのも事実。そこでハイリスクを避けたい人にオススメなのが、「低位株投資」だ。
「一般的には、『株価が安い=ボロ株』というイメージが定着していますが、それは大きな間違い。株価が100円、200円と低迷している銘柄の中にも、堅実経営で利益を積み上げている会社は多く存在します。そういう銘柄はもはやボロ株ではなく、“真っ当な低位株”。それらを発掘できれば、リスクを抑えられるどころか、ボロ株以上の利益だって狙えます」
とは『低位株投資ライブセミナー』の著者である投資家の鮎川健氏。低位株に特化した投資手法を開発し、高級外車やマイホームをキャッシュで購入したツワモノだ。
「低位株投資では、まずPERとPBRで割安な銘柄を探すこと。そこから、特定の分野で高シェアを誇る企業や他社がマネできない特殊技術を持っている企業を発掘。将来の利益成長に結びつく“サムシング=何か”を秘めた銘柄を探し出すことこそ、低位株投資で勝つためのコツです」
◆鮎川氏が推奨するとっておきの低位株銘柄
●妙徳
【ジャスダック・6265】
PBR0.64倍 PER9.10倍 株価264円
工場の自動化・省力化に不可欠な真空吸着搬送機器メーカー。海外生産比率上昇によるコストダウンに注力している。業績が堅調なうえ、自己資本比率は89.4%、無借金と超優良財務。にもかかわらず、割安感は強い
●三ツ星
【ジャスダック・5820】
PBR0.38倍 PER8.16倍 株価245円
キャブタイヤケーブルでトップ。前期は主力の電線が低調に推移したが、経営の合理化に成功し、その効果で増益を確保。今期も増益の予想だが、震災復興が本格化すればさらなる上乗せも期待。PBRは0.4倍弱と割安感も
【鮎川 健氏】
低位株の投資手法を確立し「低位株の神様」と呼ばれる。『低位株投資ライブセミナー』(ダイヤモンド社刊)
※株価などのデータは5月13日終値時点のもの
取材・文/新井奈央 チャート協力/楽天証券
― 超低位株を買い集める[ボロ株バスケット]で一攫千金を目指せ!【3】 ―
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