雑学

小橋建太の引退試合で見かけた応援幕の秘密

香山氏の事務所にて広げられたマイバッハ谷口選手の応援幕。左が香山氏

 ここ15年ほど、低迷を続けていたと言われるプロレス界。だが、最近、「プロレスがまた盛り上がっているみたいだよ」という話を耳にしたことはないだろうか?

 新日本プロレスは昨年にカードゲーム会社のブシロードの子会社となって以来、CMなどでの露出が増加。毎年恒例の1・4東京ドーム大会で、今年は2万9000人を動員した。業績も好調で、ブシロード傘下になる直前の売り上げ決算が11億4000万円だったのに対し、今期の7月末決算は16億円程度になると予想されている。

 また、5月11日に武道館で行われた小橋建太選手の引退試合は、1万7000人の観客を集める大盛況だった。

 これらの盛り上がりを受け、週刊SPA!6/11発売号では、「激論 プロレス人気は再燃するのか?」という特集を組んでいるが、そのこぼれ話を紹介したい。

 前述の小橋選手の引退試合を観戦していた記者は、会場にマイバッハ谷口選手の応援幕がかかっていることに気が付いた。マイバッハ谷口選手と言えば、日刊SPA!でも紹介してきたが精神科医の香山リカ氏が現在ハマっている選手(http://nikkan-spa.jp/295676)。この日はメインの小橋選手の引退試合(8人タッグ)に参加していた。

「ああやって応援幕が出るようになるなんて、香山さんもうれしいだろうなぁ」なんてことを考えながら、小橋選手の激闘を観戦。試合終了後、感動に包まれる武道館のムードを満喫しながら、香山さんのところに挨拶にいった。

「すごい試合でしたね」てな会話をしながら、香山さんの事務所のスタッフさんたちと飲みに行こうと移動をうながしたところ、香山さんから驚きの一言が。

「あ、ちょっと待って。マイバッハの応援幕をウチのスタッフが回収に行っているから」

 な、なんと、あの応援幕は香山事務所謹製だったのだ! 

「いや、ハマっているとは重々承知だったが、応援幕をつくるまでとは……」と絶句していると、「何よ、悪い?」と香山さん。いやいや、そんなことは決してございません、香山さんのプロレス愛は本物です! 

 ……ということで、今回の特集でも現状のプロレス業界を語り合う鼎談に、プロレスファン代表として香山氏にご登場いただいている。相対するのは、プロレスライターとして著名な斎藤文彦氏と鈴木健.txt氏。どのような激論が交わされているか、乞うご期待。

 さらには、2013年上半期を象徴する試合として、斎藤文彦氏が「小橋引退試合」、鈴木健.txt氏が「ガンバレ☆プロレス」の観戦記を特別寄稿! 記者もプレ旗揚げ戦から全戦を観戦しているが、現在のインディープロレス業界で一部のマニアと業界人が熱く注目している「ガンバレ☆プロレス」とは何か? プロレスファンからプロレスのことをよく知らない人まで、ぜひ読んでいただきたい。 <文/織田曜一郎(本誌) 写真/菊竹規>

週刊SPA!6/18号(6/11発売)

表紙の人/板野友美

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