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「ノーギャラでよくセックスしてたなと思います」元AV女優ライター・峰なゆか

「現代用語の基礎知識」(自由国民社)をひも解くと、「やりまん⇒たくさんの男とセックスしている女」とある。では、なぜ彼女たちは誰とでもセックスするのか?ヤリマン本人、彼女たちと相対した男らのインタビューから、50人のヤリマン事例を収集。その生態を真剣に考えたみた

◆“ヤリマン”はひと言では語れない!?

大泉りか

大泉りか氏

来る9月4日、新宿ロフトプラスワンで『ヤリマン総選挙』なるイベントが開催される。なんでも、この大会、“我こそはヤリマンNo.1”だと豪語する女たちが武勇伝を競い合うもので、昨年の『Y-1(ヤリワン)グランプリ』に続いての2回目の開催。自身の経験を隠すどころか聴衆に披露するというのだから時代の変化を感じるが、その『Y-1グランプリ』の初代優勝者が小説家の大泉りか氏だ。

「若い頃は、好奇心のままSMや3Pなどいろいろやりました。でも、そのときはあまり、セックスが好きじゃなかったのかも。セックスが好きになってから、口説かれる過程が好きになったし、クオリティを求めるようになりました。だって、週に1回くらいはおいしい焼き肉を食べたくなるでしょ」

 なるほど。実際、ヤリマンを自称する女たちに話を聞いたところ、「気持ちいいからしているだけで他意はない」(32歳・派遣社員・飲み屋などで会った人とその場限りのセックスを週2~3回)、「経験人数が増えていくことに生きがいを感じる」(34歳・メーカー・周期にもよるが仕事関係の人などとほぼ毎日)、「セフレとだといろんなことにチャレンジできる。愛があるといろいろ面倒だし」(20歳・保育士)と、あっけらかん。

 しかし、その一方で、「断るのも面倒だから」(29歳・主婦)、「男性に声をかけられたら、『ここでやっておかないと、次はいつできるかわからない』という思いもあって、声がかかれば『誰とでも』という感じ」(27歳・看護師)、「セックスは好きじゃない。ただ誰かといたいだけ。一度もイッたこともないし」(28歳・フリーター)なんてコメントもあって。

 男にしてみたら、「ヤリマンはセックスとオナニーの間みたいなもの。ありがたいが、うれしくはない」(29歳・男)と言ってしまうと身も蓋もないが、「普通に優しく、食事中はうなずきつつ話を聞いてあげて、タクシーで移動中にキスすれば確実。特に某社の若手CAはカンタン(笑)」(35歳・男)なんて話は、正直、夢がある。

峰なゆか

峰なゆか氏

 昔、友達と挿入された回数を競っていた時期があったという元AV女優の峰なゆか氏は指摘する。

「今思うとノーギャラでよくやってたなって思います(笑)。『ポケモンゲットだぜ!』的なゲーム感覚で、モテることとセックスの対象であるということの違いがわかってなかったんでしょうね。でも私、ヤリマン100人いたら、セックスが本当に好きな人は2人程度だと思ってます。みんな、『セックス大好き!』って言うけれど、そう語る彼女たちに、どうしてもイタさを感じてしまうんです」

 ヤリマンと一言で片付けられない生き様や事情がありそうで……。


【峰 なゆか氏】
1984年生まれ。エロ、文学小説、サブカル漫画を得意とする元AV女優ライター。本年は引退したAVに復帰も果たす。4コマ漫画「アラサーちゃん」は本誌好評連載中

【大泉りか氏】
1977年生まれ。小説家・エッセイスト。風俗系出版社を経て、フリーのウェブ制作者・ライターとして活動。2003年に自伝的小説『FUCK ME TENDER』で小説家デビュー

― 徹底研究 ヤリマンたちの意外な生態【1】 ―

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