つぶやきでイラッとした瞬間
「腹減ったなう」「朝からトイレにこもりっぱなし_| ̄|○」などのつぶやきに対して、「お前が腹をすかそうが、くだそうが、興味ねえよ!」と思わずツッコミを入れたくなった経験のある人は、少なくないだろう。
TwitterにFacebook、mixiなど、ネット上でコミュニケーションが取れるSNSは便利な反面、イラつかせることも。そこで、イラッとさせられたケースをいくつか集めてみた。
(1)無限つぶやき地獄
傾倒している知識人やアイドルのつぶやきをやたらRTもしくは実況するケース。「もっとほかのフォローしている人のつぶやきが見たいのに、タイムラインがその人だけで埋まってしまうことが。一応、面識がある人なので、リムーブもできないし、仕方なくその人を省いたリストを作っています」(28歳・男・SE)
(2)備忘録つぶやき
「単3電池、カートリッジ、洗剤買う」「あとで見る『ニコ動「○○」』」など、メモ代わりにツイッターを使うケース。「そんなん、ケータイのメモ機能にとどめとけ!って思います」(33歳・男・SE)。確かに、何が目的なのか謎だ。今、単3電池がない自分をみなに知ってほしいのか?
(3)バカップルっぷり公開つぶやき
「知り合い夫婦をフォローしているんですが、『今日は朝からお腹がグルグルする』なんて嫁のつぶやきに対して、『ぽんぽん痛いの(ノ_<。)?大丈夫?』と夫がリプライしたり、嫁も嫁で『今日はカレーだよ、早く帰ってきてね!』……。ぜひともメールでやり取りしてほしい」(30歳・女・広告)。本人たちは盛り上がっているのかもしれないが、まわりは冷静なことに気づいて。
(4)釣り&かまってちゃん系
mixiなどで「結婚しました」というタイトルでクリックしてみると、本人ではなく「加藤茶が(笑)」だったり、「彼女ができました」というタイトルでクリックしてみると、「この日記を読んだ人は、以下の質問に答えてさらに同じタイトルで日記をアップしましょう」というケース。冗談のつもりかもしれないが、「別に面白くもないし、ワンクリックの労力を返してほしいと思ってしまう」(33歳・女・ライター)。
まあ、バカップルや釣り系は放っておけばよいが、さらに厄介なのは、かまってちゃん系。「『もう疲れちゃった、会社辞めちゃおうかな……』とか『酔っぱらって捻挫しちゃった』とか言って、グロい青あざの写真をアップしたり。『大丈夫?』と心配してほしいのが見え見えで、かといって放っておくのも良心の呵責が」(31歳・女・通訳)。
写真といえば、「勝手にFacebookに昔の写真をアップされ、削除をお願いしてもなかなか聞いてもらえなかった。それでも『勘弁して』と懇願したら、最後は『自分のいいと思ってる写真だけ載せるのはどうかと思う』って意味不明な逆ギレをされました」(27歳・女・看護師)というトラブルも。ほかにも、「向こうからバーベキューの誘いをしてきたのに『仕事が入った』とドタキャンされ、後日、嵐のコンサートに行っていたことがmixi日記に書かれていて、そっちを取ったんだなと」(33歳・女・編集)と、ウソバレしたケースも。気づかぬうちに自分も他人をイラつかせることがあるかもしれない。ちなみに記者は、泥酔して書いたつぶやきに、翌日おののくことがよくあります。
取材・文/日刊SPA!編集部
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