雑学

半グレたちの「ビジネスセンス」から学ぶべきこと

半グレ

悪党たちはいかにして「濡れ手に粟」を実現しているのか!?

 裏社会の人間だけが知っている儲けワザ――といえば、リスクだけ大きく、我々には縁遠い話と割り切りがち。しかし、「違法ビジネスはともかく、彼らのカネに対する嗅覚、商売センスについて、勉強になるところは大いにあります」と語るのはフリーライターの上野友行氏。裏社会に精通し、先日『「隠れ不良」からわが身を守る生活裏防衛術』を上梓したばかりだ。

「俗に言う半グレな彼らは、合法か非合法かを問わず、商売を始めるときの動き出しが桁違いに早い。たとえば飲みの席で『これ、今、仕込めば高く売れるんじゃね?』なんて話になったとき、その場で携帯を取り出してアタリをつけるなんてのはザラです。採算が合うかといった計算は、『とりあえずやってみてから考えるか』って感覚。そもそも“太く短く”が彼らのモットーなので、どれだけ早く動いて儲けるか? が重要になります。途中で計画が破綻したら、『はい、次。次の儲け話』ってなるだけですからね」

 必要な人材を集められる人脈、自由に動ける時間が多いなど、迅速な行動力を支える環境もあるが、「むしろ商売経験の豊富さのほうが大きい」と上野氏は続ける。

「もともとガキの頃からバイクを転売したり、イベントで集金したりといったことが当たり前の世界。何かアイデアがあれば、『誰を集めて、どこに話をつければいいか?』を皮膚感覚でわかっているから、迷いがないんです」

 そして、裏の住人たちの特技ともいえるのが、不測の事態をカネに変える交渉術。

「不測の事態……というより、そういう状況を誘発するってのが彼らの特徴なんですけどね(笑)。たとえば取材元のヤクザが『おい、オヤジの写真、ずいぶん小っちぇじゃねぇか、埋めちゃうぞ』と冗談で言ったとき、平謝りすると彼らも引っ込みがつかないから『ん……? じゃ、カネにしちまうか』となる。これは慰謝料請求の現場でも同じ。交渉するときも、たいていは怒り役となだめ役に自然に分かれてカタにはめます」

 10/8発売の週刊SPA!袋とじ企画「半グレしか知らない[悪徳儲けワザ22]大放出」では、そんな裏稼業に精通した人々しかしらない“究極の錬金術”を22本収録。「最新架空請求の手口」「憧れの高級外車を1/3の値段でゲットする方法」「アイドルイベントに潜入する方法」「女がエロくなる“ホレ薬”の作り方」など、絶対にマネをしてはいけない「悪徳すぎる儲けワザ」を大放出している。今すぐこの袋とじを開封し、悪党たちのスキルを知ることで自己防衛につなげてみよう! <取材・文/週刊SPA!編集部 イラスト/タカミトモトシ>

【上野友行氏】
青年実話誌編集者を経てフリーライターに。ヤクザから暴走族まで裏社会系記事を専門に数多くの媒体に執筆中。近著に『「隠れ不良」からわが身を守る生活裏防衛術』(双葉社)

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