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日本の公衆無線LAN事情は東京五輪までに改善されるか?

五輪開催決定など、訪日旅行者の増加が期待されるなか、日本のWi-Fi環境への不満の声は多い。諸外国の事情と比較し課題を探った。 ◆日本の公衆Wi-Fiの未来は?訪日観光客向けに改善も
箱根

「Free Wi-Fi ZONE」は、NTT東日本と神奈川県の各観光協会による取り組み。画像は箱根で配布されたWi-Fiカード。英語表記も

 日本の公衆Wi-Fiは「快適」とは言い難いのが現状だ。一方で、観光地では訪日旅行者を意識して環境を整備する動きもある。表参道では「OMO-FREE」を、神奈川県では「Free Wi-Fi ZONE」をそれぞれ展開し、英語表記のアクセスポイントマップや、アクセス方法が書かれたカードなども用意している。 「ロンドン五輪の競技場内ではWi-Fi環境が整備され、SNSを通して現地の様子が伝えられました。感動がリアルタイムで発信される価値を実感したという人も多いのではないでしょうか。その体験から、日本でも五輪開催に向けて、整備は進むと思います。ネット回線が普及し、各自治体や事業者は設備を有効活用しようとしています。面白いアイデアが出てくるといいですね」(海外のモバイル通信事情に詳しいビジョン社長の佐野健一氏)  さらに、訪日旅行者にとって、日本のセキュリティ意識の高さは評価されるかもしれない。 「危険な野良Wi-Fiに対する認識は広まっています。日本の携帯キャリアはコストをかけて環境を整備しています」(同)  セキュリティとともに、接続のしやすさなど、利便性も高まることに期待したい。 【佐野健一氏】 ビジョン代表取締役社長。海外でのルーターレンタルサービス「グローバルWiFi」(http://townwifi.com/)などを展開している 取材・文/林 健太 ― 五輪を前に考えたい「日本の公衆Wi-Fi」未整備問題【4】 ―
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