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都内Wi-Fi網はなぜ使い物にならないものばかりなのか?

― 木村和久の「オヤ充のススメ」その75 ―


都内Wi-Fi網はなぜ使い物にならないものばかりなのか? 最近のみなさんのスマホのイジりっぷりは、半端ないですね。電車に乗って車内を見回すと、30代ぐらいまでなら、半数以上がスマホを触ってますから。もうこれは完全に中毒状態になっています。

 私も去年買ったスマホは、いじり過ぎて発熱し、ボディが膨張して使い物にならず、泣く泣く買い替え。最近、家で使う場合はスマホなのに、冷え冷えマットの上でいじっており、なんか夏の暑さがとても怖いです。

 ボディ本体が摩耗していくのも怖いですが、データ通信のやり過ぎで通信規制されるのがもっと怖いです。自衛としてなるべくWi-Fiを使いますが、これが外出時にほんと使えないから驚きます。電波は数あれど、即座に使えるのが少ないのです。

 具体的にどう不便かというと、例えば田園都市線で渋谷に向かったとしましょう。田園都市線の渋谷駅ホームで入ってくる公衆無線LANは、「VisitSHIBUYA」という、外国人向けのものでフリーですが、IDを入れたりと非常に面倒臭い。もちろん各キャリアのWi-Fiも入って来ますが、電波の強弱の関係なんだろうか、はじき飛ばされてしまう。やはり地主の電波が一番強い、そう出来てるようです。同様にJR-EASTや地下鉄のメトロネットワーク、各コンビニも突如入り込み、大混戦状態です。その多くが何かしらのアクセスコードを求めており、非常に煩わしい。セキュリティの関係もあると思うが、基本的には利用者責任で、フリーにするべきだと思う。

 しかも我々は歩きスマホが得意中の得意です。つまり小さいエリアしかカバーできないWi-Fiは、なんとかネットワークにアクセスできたと思っても、ちょっと歩いただけで消えてなくなる現象が起きる。Wi-Fiのために立ち止まって、電波を受け続けるなんて、流暢なことやってられませんよね。これがWi-Fiの致命的な欠陥といえましょう。

 そこで折衷案として、大手キャリアを使っている利用者は、各エリアごとのWi-Fiの認証を、自動ローミングにしてはいかがでしょうか。そうすればWi-Fiのリレーで、途中切れながらも、なんとか歩きWi-Fiが出来るかもしれませんから。まあ、そこに辿りつくまでには、いろいろ障害もあると思いますが、各キャリアには是非頑張ってもらいたいですな。

 外国人観光客が日本に来て、一番びっくりするのが、使えない Wi-Fiの多さなんだそうです。一応2020年の東京オリンピックまでにはなんとか、スムーズにアクセスできるように、取り組むと言ってるようですが、日本人すら満足に使いこなせてないので、果たしてどうなるかですよね。

木村和久

木村和久

 個人的には現在、スマホとガラケーの2台持ちですが、ガラケーは1日数回の電話と、スイカで電車に乗るときのみしか使いません。使用比率で言うと、100対1以下ぐらい、圧倒的にスマホをいじってる場合が多い。しかも最近の電話は、ラインからかけれるしで、どんどんガラケーの使用頻度が減る。いよいよガラケーをスマホに変えて、4G通信の予備用としてスマホ2台持ち時代になって来たのか。そうならないためにも、使える Wi-Fi網の拡充が急務ですね。

■木村和久(きむらかずひさ)■
トレンドを読み解くコラムニストとして数々のベストセラーを上梓。ゴルフやキャバクラにも通じる、大人の遊び人。現在は日本株を中心としたデイトレードにも挑戦

トレンドを読み解くコラムニストとして数々のベストセラーを上梓。ゴルフやキャバクラにも通じる、大人の遊び人。現在は日本株を中心としたデイトレードにも挑戦。著書に『50歳からのかろやか人生』





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