“チョコ寿司”が大人気!海外のトンデモ日本料理とは?
今や日本料理は世界中でブーム。だが、なかには日本人が首をかしげてしまう珍妙なメニューも多い。
「トンデモ料理は地元民向けに比較的安価で提供する“なんちゃって日本食レストラン”で多く見かけますね。完全に創作日本料理だろってメニューなのに、どの店も創作とは謳っていません(笑)」
そう語るのは、海外のトンデモ日本料理に詳しいフリーライターの奥窪優木氏。そんな料理を出されたら日本人なら怒って文句のひとつでも言いそうだが、現地ではトンデモ料理を出す店のほうが人気だというから驚きだ。
「なんちゃって系の店のほうが内装を凝っていたりして、ウケがいいんです。あと、味についてですがお客はそもそも本物の日本料理を食べたことがなく、先入観がありません。だから、どんな料理でも『これが日本料理か……』と受け入られてしまうんです」
ちなみに最近はロシアや中国などを中心にチョコ寿司が人気とか。
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「日本人には考えられない発想で生まれる料理です。インドでは豆腐ではなくチーズ、それとレーズンが入ったカレー風味の味噌汁があったんですが、飲んだ瞬間ビックリして吐きそうになりました(苦笑)」
また、レシピすら知らないのにメニューに料理を加え店もある。
「バングラデシュで食べたうどんはひどく、麺も粘土みたいでした。しかも、店員は『日本のドラマでうどんを見て、それっぽく作った』って。その程度の感覚でメニューに入れちゃう店が多いんです」
そんなトンデモ日本料理ですらブームの一翼を担っていると考えると複雑だ。
◆海外で見かけるトンデモ日本料理ベスト5
1:チョコ寿司(ロシア・中国など)
2:うどん風ヌードル(バングラデシュ)
3:チーズ&レーズン入り味噌汁(インド)
4:ドリアンの天ぷら(タイ)
5:バッファロー牛丼(ネパール)
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