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40歳からの[薄毛・老眼]対策

“成長”ではなく“下降”が始まる40歳。老眼、白髪、加齢臭……我が身に訪れる老化現象。その変化に過剰に抗うでもなく、絶望するでもなく、ただ老いていくにはどうすればいいのか? 城西クリニックでメンズヘルスの専門診療を行う久末伸一医師による代表的な老化現象のメカニズムを解説してもらった。

◆薄毛対策

シャンプー 多くの男性が悩みを抱える抜け毛・薄毛。加齢による毛母細胞の活動低下や日常生活でのストレスなど、さまざまな原因が複合的に作用して進行するといわれている。

「男性の薄毛は男性ホルモンの一種、テストステロンとの関連性も指摘されています。中年期にテストステロンが減少すると、それを補うためにジヒドロテストステロンという強力なホルモンが生成され、そのホルモンが毛母細胞の成長を抑制し、結果的に薄毛になるという説もあります」(久末氏)

 睡眠時間の確保や食生活の改善、ストレスレスな生活は抜け毛対策にも効果的。育毛剤などの使用もいいが、近年は薄毛治療を専門に行うクリニックも増加している。クスリでの改善が見られない場合、後頭部などから自分の毛を植毛するという選択肢も。

◆老眼対策

老眼鏡 40代で出てくる最初の老化現象として、もっとも多くあげられたのが老眼。誰にでも訪れる老いの症状で、正式名称は「老視」という。その原因はというと、近くを見るときには厚くなり、遠くを見るときには薄くなる、いわばカメラのレンズの役割を果たす水晶体が加齢により硬くなることにある。水晶体の調整が衰え、近くに焦点が合わなくなるのだ。

 老眼が軽度で、メガネやコンタクトレンズで近視矯正している人は、その度を落とせば見えやすくなる。

 老眼鏡や遠近両用メガネでの対処が一般的だが、最近では手術という手も。近視矯正でもお馴染みのレーシックのほか、コンタクトレンズを眼に埋め込む手術、高周波の熱で角膜の周りのカーブを調整する手術など、その術式もさまざま確立されているとか。

【久末伸一氏】
城西クリニック医師、順天堂大学泌尿器科准教授、城西クリニックメンズヘルス外来で診療を行う。同クリニックの「男性力ドック」では男性ホルモン値などから不調の原因を探り、身体とメンタル両面でのケアを行う
●城西クリニック http://www.josaiclinic.com/

― 40歳からの[正しい老け方]研究【5】 ―

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