人生の先輩たちに聞く「若いうちにやっておくべきこと」
新しい年が始まり、気持ちも新たに目標を立てたという人も多いはず。しかし、どうしても緊急性や必然性がないと忙しさにかまけて後回しにしてしまったり、そもそも何に注力すべきかピンとこなったりする人も少なくはないのではないだろうか。そこで、目標を後回しにしてしまう人にも、見つからない人にも参考になる、人生の先輩たちが考える「一刻も早く始めたほうがいいこと」を聞いてみた。
◆旅行
「結婚して家族がいたり、仕事の立場が変わったりするにつれていきづらくなるので、若いうちに行っておかないと絶対に後悔することになる。海外にも国内にも行くべきところはいくらでもある」(63歳・男性)とのこと。長い休みはなかなかとれなくても行けるところは少なくないはずだ。
◆読書
「年をとると集中力が落ちるうえに、目も疲れないのでどうしても捗らない。通勤時間が長いならそれを使えばいいし、もし時間がないというなら読書の予定をちゃんと入れてでも読む時間を確保するべき」(64歳・女性)。本を一冊きっちり読むには時間はかかるが、その価値は計り知れない。
◆結婚
「子供がほしいと思わないなら急ぐ必要がないが、もしいつかと思っているなら一刻も早くするべき。子育てには想像以上に体力がいるから、元気があるうちにやらないと本当に辛い。自分の両親もまだ体が動くなら手を貸してもらえるというメリットもある。あと、もっと先を考えると、孫の成長を長く見ることができるのも若いうちに子供を育てた人の特権だと思う」(61歳・女性)。結婚や出産は人生を大きく左右する重大事ではあるが、いつまでもただ悩んでいるだけで時間を浪費してしまっては後悔することになるかもしれない。
◆歯のケア
「歯医者通いは習慣にするべき。虫歯を放置すると本当に悲惨だし、歯並びが悪かったり、歯が汚かったりすると印象が悪くて損をすることになる。定期的に検査とクリーニングは若いうちからはじめておくと後がラク」(58歳・男性)とその意義を強調。ついつい後回しにしてしまいがちなことだが、早く習慣化するべきであることは間違いない。
実は今回、取材に協力してくれた人たちの多くが強調していたのが、「素直に人からのアドバイスを取り入れること」。もし、自分に合わないと感じればすぐにでもやめればよく、自分に合わないことを知ることも若いうちには自分にとって大切なこととのことだ。年始に目標を立てた人も、立てなかった人も、早くも頓挫してしまいそうな人も一度、年長者からの進言に耳を傾けてみてはいかがだろうか。 <取材・文/日刊SPA!取材班>


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