雑学

中村珍氏が教える、「育児炎上」を防ぐための考え方

 事あるごとに「炎上」のネタになるのが育児に関する話題。

 果たしてなぜ育児問題は炎上に繋がりやすいのか?

 週刊SPA!で連載中の漫画『いくもん!』がついに単行本化した漫画家、中村珍氏はこう分析する。

マナー, 子育て, 社会, 育児「『育児』には言外に『伴侶を得た』、『妊娠できる体である』、『出産の痛みを知っている』、『育児に耐えうる経済力がある』、『(伴侶と)子供がいるので孤独ではない』……など特別な立場の表明が少なからず含まれているので、個人のステータスがくすぐられやすい。これだけの着火材を身にまとった親バカやバカ親が自然発火して延焼した結果が炎上です」

 子持ち(+既婚)がステータス化され「身分」として存在していることが発火原因なのである。

「子持ちを『個人の状態』ではなく、独身の先にある『社会的な階級』だと思っている人たちが、“自分の身分”に応じて相手を見上げたり見下したりしながら憤ったり裁いたりする。勝手に見上げて憤る必要もないですが、見下された人が怒るのは自然なことですよ」

 “階級差”はもちろん、経験者と未経験者という絶対的な乖離がある限り、育児問題が炎上し続けるのは仕方のない話なのか……?

「世の中には育児以外にも“経験”になることがあることを認めるのが最良の鎮火方法です。余談ですが、大型トラック相手の事故に遭った友人が出産したとき『一度トラックに轢かれてみれば出産が大変だとか陣痛が痛いなんて言わなくなるよ』と笑っていました。当然彼女だって陣痛も出産も痛みに苛まれたはずですが、それでも世の中には色んな経験があるという認識は何よりの火の用心。『人生に子供を残す以上の大仕事はない!』などと言い切る人はよく燃えますね」

 週刊SPA!2/18発売号「なぜこんなにも[育児が炎上]するのか?」では、育児に関するトピックで炎上の発火点になるのはどういうネタなのかをアンケートによって明らかにし、育児炎上の理由を検証している。

<取材・文/週刊SPA!編集部>

いくもん!

中村珍が「カヤの外から」問答し、舌鋒鋭く斬り込む

週刊SPA!2/25号(2/18発売)

表紙の人/藤ヶ谷太輔

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