更新日:2011年07月11日 13:09
恋愛・結婚

ダメ妻をつくる夫の言動・ワースト3

 巨大化、女を捨てたようなファッション、家事放棄、やさしさの欠如……etc.  結婚当時はあんなにかわいく、かいがいしかった妻は、結婚後になぜ変わってしまうのだろうか。自ら「ダメになった」と認める妻たちに調査すると、「私がダメ妻になったのは、夫にも責任がある!」という声が続々と上がってきたのである。  彼女たちの言い分を基に、「ダメ妻をつくる夫の言動」を3つのパターンに分けてみた。 1.妻へのダメ出し 出産後、妻がいかに太ったかをネタにして笑ったり、家事や育児の至らなさを指摘するなど。 「夫にダメ出しされると、反発心から余計に手を抜いてやろうと思う」(38歳・専業主婦) との声に代表されるように、単なるダメ出しは相手の気をそぐだけで、逆効果に終わる場合が多い。 「腹が立つのは、こっちが努力して、問題なく回っていることに対しては何も言わないくせに、何か目についたことだけ指摘してあげつらうこと」(33歳・パート) 「洗濯物の干し方に異様に細かい。『ブラは2点干しだろ!』と怒られた」(33歳・共働き) 妻に事細かくダメ出ししたくなるのは、コントロール願望の表れではないか? ダメ出しして、相手を降参させる“プチ勝利”を得たいのではないか? 社会でままならない欲求を妻にぶつけていないか? 思い当たる人は、自省してみてほしい。 2.  無関心 ダメ出しがマイナスの関心だとしたら、こちらは関心すらないというパターン。 「髪を切っても気づかないし、メイクを変えてもこっちの顔すら見ていない」(34歳・共働き)からお洒落をする気が失せ、妻は徐々にダメ化していくのである。髪はぼさぼさ、常にスッピン、巨大化……etc. ダメ妻になってほしくないなら、せめて変化には対応するよう心掛けてはどうか。その際、下手に「髪切った?」などと言って、切ってなかった場合は余計に怒りを買うので、「なんか今日、いつもと違うね」あたりで留めて反応を見るのがよいだろう。いきなり褒めそやすのは白々しくなりかねないので、オススメしない。 妻が料理に手を抜き出すのも、夫の無関心が一因かもしれない。 「新婚当初は手の込んだ料理を作っていたけど、日に日に『美味しい』の一言がなくなった。張り合いがないので、3日に1度はスーパーで買ったお惣菜を出している」(28歳・専業主婦) ここまで冷え込んでしまったら、回復は難しい。前述のようにダメ出しは逆効果なので、まずは惣菜や手抜き料理については文句を言わず、多少手の込んだ料理がでてきたときに「おいしい」と言うように心がけてみてはどうだろう。 3.食わせてやっているという態度 夫の側は無意識かもしれないが、妻たちに言わせると、夫婦喧嘩の際に“食わせてやっている”という態度を醸し出す夫は多いようだ。特に、妻が専業主婦の場合、ダメージは大きい。 「喧嘩の度に『誰のおかげで食っていけると思っているんだ』と夫に言われ続け、今は夫のことが“口うるさいATM”にしか見えなくなっている」(38歳・専業主婦) 理屈としては一理あるだけに、これを言われたら妻の恨みは熟成されていく。家事・育児は金銭的に評価されにくいが、夫の労働は、給料というはっきりとした金額で価値が示される。ゆえに言い返せない悔しさが募っていくのだ。夫婦関係は損得勘定の元に営まれるようになり、自然と妻の「夫に尽くしてあげたい」という気持ちはそがれるだろう。 以上、3つの言動に心当たりはないだろうか? 妻のダメ化を感じたら、夫に対する不満の表れではないかと思ってみる――そんな思いやりこそが、妻がダメになるのを防ぐのではないだろうか。

ダメをこじらせた妻から、具なしの焼きそばのみが夕飯として出てきたという例も

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