長与千種「新団体はいっぱしの企業として恥ずかしくない団体を目指す」
3月22日、元クラッシュギャルズの長与千種が自身のプロデュース興行「That’s 女子プロレス」を開催した。5年ぶりのマット復活となった長与は、第1試合で極悪同盟のダンプ松本らと対戦。ブル中野にフォークでメッタ刺しにされ流血しながらも、最後はダンプからフォールを奪った。
だが、本当のサプライズはメインの試合終了後に起こる。マイクを持った長与は、唐突に新団体・MARVELOUSの旗揚げを宣言。「残された人生が20年か30年かはわかりませんが、大好きなプロレスのために頑張ろうと思います!」と叫んだのだ。
後日、改めて長与千種に話を伺った。まず単純な疑問として、なぜこのタイミングでプロレス界に復帰すると決意したのだろうか? 現在、長与は居酒屋2店とドッグサロンを経営。それぞれ事業は順調に軌道に乗っている。つまり長与の場合、食うに困ってプロレスに戻るというわけではまったくないのだ。むしろ生活基盤を考えるなら、戻らないほうがいいように思えるのだが……。
⇒【前編】はコチラ
新団体で長与が若手に教えようとしていることは、人を惹きつける力。すなわちそれは選手のセンスや感受性にも直結する内容といえる。単純なテクニックの話ではないだけに、長与自身も「伝えていくのが非常に難しい」と素直に認める。だが、それゆえにやりがいも感じている様子だ。
「この前の大会でも、世IV虎(鑑別所上がりのヤンキー系ヒールレスラー)に暴走族のコたちを紹介しようかと思ったんですよね。本物の族と一緒に入場したら、リアリティがあって最高じゃないですか。マイケル・ジャクソン『今夜はビート・イット』のPVにも本物のギャングが出たっていうしさ。紫雷イオ(器械体操のキャリアを持つルチャ系レスラー)だったら、中国雑技団と一緒に入場してピョンピョン跳ねるとかね。そういう自己プロデュース力とか演出方法っていうのも、レスラーには必要ですから」
【関連キーワードから記事を探す】
柔道金メダリスト・ウルフ アロンがプロレスで「練習生スタート」を望む理由
フワちゃんの“プロレス復帰”は本当に正解?過去にプロレスで再出発した「3人の有名人」の“その後の人生”
“アメリカン・ウェイの象徴”ハルク・ホーガンが逝去。「プロレスが下手だった青年」が「空前絶後のスーパースター」になるまで
荒井優希、「ずっと宝物にしたい」1st写真集の“相方”評価は?
鈴木みのる、“新日”若手時代から変わらないストロングスタイル「僕が話を聞いたのは、藤原さんと猪木さんだけ」







