『残り物は残り物』恋愛の妙をつくオリジナル座右の銘に学べ
近頃やたら目につく名言本。この混迷の時代、やはり指針となる言葉が必要とされているのだろうか。そこで、一般人が自らの経験に学んだり先輩から受け継いだ「自分だけの座右の銘」を集めてみた。今回は「恋愛」に関するものをご紹介しよう。
恋愛に関する座右の銘は、「物持ちのいい男は女も大事にする」(47歳・女・自営)や「3秒見つめ合えたらオチたも同然」(44歳・男・空調)などポジティブ系もあるにはあるが、それよりネガティブ系が圧倒的に多かった。
たとえば「イヤよイヤよはマジでイヤ」(49歳・男・飲食)。そのココロは「『イヤよイヤよも好きのうち』なんてウソ。鵜呑みにして押しまくったあげく、よくマジギレされたり変態扱いされたものだ。『~好きのうち』ってのは“ただしそもそも好意を持たれている男に限る”わけです。確かに『~好きのうち』の言葉にダマされた被害者男性は多数にのぼりそうだ。
同様にダマされた結論として導き出されたのは「女の『カワイイ』は5割引で聞け」(36歳・男・コンピュータ)。「合コンで『カワイイ友達連れてくね』と聞かされて本当にカワイかったためしはない。芸能人の誰々に似てるってのも危険で、似てはいるがブサイク方向に振れているのが大半」とは、なるほど真理かもしれない。
逆に、女性陣からは「残り物は残り物」(35歳・女・出版)なる座右の銘が挙げられた。「残り物に福なんてありません。いい年して結婚してない男は、何かしら難がありますから。……って、私たちも男性陣からそう言われてるんでしょうけど」ってのは、“悟りの境地”感がハンパない!
さらに「隣の芝生は根腐れしてる」(29歳・女・アパレル)なんてのも。「未婚で彼氏もいない女友達同士が集まると、友人の彼がイケメンだとか旦那が高収入だとかって話題で、つい『うらやましい!』と言いそうになっちゃう。だけどそんなときは『でも束縛が激しいんだって』とか『浮気癖があるらしいよ』なんてマイナスポイントを挙げ、留飲を下げるようにしてます!」とのことだが、そんなことをしてるから、ますます縁遠くなっちゃってるんじゃ……!?
※現在発売中の『週刊SPA!』6/3発売号では「オレだけの[座右の銘]大事典」という特集を掲載中。ここに紹介した恋愛以外の、仕事、人間関係、生き方などの市井の人々の座右の銘から、ガッツ石松さん、山口恵以子さん、さらにはSPA!連載陣などの座右の銘も紹介している。ぜひ、ご確認を!
<取材・文/週刊SPA!編集部>
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