電撃引退の美人ゴルファー古閑美保プロは“被害”に遭っていた?
08年には賞金女王にも輝き、名実ともに女子プロゴルフ界を牽引してきた一人、古閑美保プロ(29)が9月27日「電撃引退」を表明した。
“美人ゴルファー”として長年多くのファンを魅了してきた彼女がグリーンを去ってしまうのは寂しい限りだが、現在の女子プロゴルフ界は、“キンクミ”こと金田久美子を筆頭に、躍進著しい宮里美香、有村智恵、竹村真琴……など、人気と実力を兼ね備えた“美人ゴルファー”が後を絶たない。
不景気の影響でツアー競技の観客動員そのものが減っているなか、彼女たちグリーンを主戦場に戦うミューズたちを一目見ようと、ゴルフ場に足を運ぶ「不謹慎なファン」は増えているという……。
国内ツアーを取材するゴルフ雑誌編集者が話す。
「ギャラリーのなかには、ほとんど芸能人の“追っかけ”をしているような人もいる。女子ゴルフは大会の始まる前日の朝に握手会をやったりするんですが、早朝4時、5時から並ぶ人もいるくらい(笑)。競技中も、あからさまな“ローアングラー”(女性の下半身を撮影するカメラ小僧)こそ見ませんが、いつも決まってグリーンで選手の反対側に陣取るギャラリーはいます。選手は芝目を読むときしゃがむ格好になるのでパンチラを拝みたいんでしょうね(苦笑)。なかには、1番ホールに向かうときや18番ホールからクラブハウスに向かうときに、どさくさに紛れてプロのお尻を触る人もいるくらいです」
ほかのスポーツに比べて選手と観客の距離が近い競技のため、こんな勘違いギャラリーが出てきてしまうようだ。さらに、マナー無視も甚だしいこんなセクハラまがいの話もあるという。
スポーツ紙のカメラマンが“証言”する。
「お目当てのプロに最初から最後まで“ベタ付き”の、ほとんどストーカーのようなおじさん世代のギャラリーもいますよ。変な話ですが、金田プロみたいな“わかりやすい美人”タイプよりも、一見地味な諸見里プロのほうがそういうファンが多い(笑)。『かまってあげたい』、『オレが応援してあげなきゃ』……という“おやじ萌え”を誘うんでしょうね。ただ、人気があるとトラブルも増える。僕が付き合いのあるプロのなかには、ファンから手渡されたプレゼントを開けてみたら、スケスケTバックのエロ下着が出てきたと気味悪がっている人もいました」
もちろん、ギャラリーの多くは純粋にゴルフという競技を愛し、彼女たちのプレーを間近で見たいと願うファンがほとんどだろう。
ただ、2年前に痛めた左手首の古傷が原因で引退を決意したと言われている古閑プロも、こんなセクハラ紛いの“プレッシャー”に晒されていたとしたら……。
彼女の真の引退理由を、勝手に勘ぐりたくなる日刊SPA!だった。
取材・文/日刊SPA!取材班
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