一週間、「合法的」無銭飲食に挑戦
財布を忘れて家を出ると、その日一日、どうしようもない不安に駆られるもの。しかしそんな状況下でも生き残るべく、衣食住をタダでどこまでできるかチャレンジしてみた!
◆7日間、合法的無銭飲食で空腹を満たせるか
「人間の三大欲のひとつ、食欲をタダで満たして生きていければお得じゃない。やってみて!」と編集部からムチャぶりを受け、7日間合法的な手段で「食費0円生活」をするはめに。リサーチしてみるとブラジル大使館でW杯のブラジル戦翌朝に朝食を無料でふるまうイベントを開催していた。朝8時の時点で大使館は大盛況。待つこと15分、サンドイッチにパウンドケーキ、コーヒーまで腹いっぱい。時節に絡むイベントを探すと意外なタダ飯情報にありつけることも。
しかし、順調だったのはここまで。タダ飯で有名な無料試食イベントや工場見学は予約待ちが長くなかなか参加できない。結局、その日の昼食以降と2日目はデパ地下の試食などで済ませた。
3日目、運良く大阪王将が新商品に際して「餃子試食会」をやるという情報を入手。試食は12時からだが、朝9時から並ぶことに。極限に近い空腹状態で3時間も待ち続け、餃子ゲット! が、1人3個。大切に味わう。新商品PRの無料試食などはマックなどでもたまにやっているので、まめに情報をチェックしておくといい。
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イベントもここで打ち止め。なんとか試食や気前の良さそうな友人に奢ってもらったりして食い繋ごうとするが、総菜売り場の人にも顔を覚えられた気がするし、そもそも記者には友人も少ない。
必要に迫られ、新たな“無銭飲食”の方法を模索。そこで思い出したのが「献血」だ。献血に協力すればお菓子やジュースが飲み食いし放題。そして献血後にはアイスクリームまで! が、成分献血でも2週間は間隔を空けないとダメなので、毎日行くのは不可能。
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続いて4日目に試したのは、ポイントサービスだ。「ぐるなびポイントクラブ」では、対象店舗来店ごとに500円分のポイントが抽選で当たるキャンペーンを実施中。外れたら注文する前に店を出ようかと思っていたが、鬼っぴきを発揮して初挑戦で500円当選! これでリンガーハットの「スモールちゃんぽん」(463円)をいただくことができた! ポイント系は常にキャンペーンなどをチェックしておくことがカギとなりそう。
5日目、万策尽きた。トボトボ河原を歩いていると、ハゼ釣り中の釣り人を発見。「これ、食べられるんですか?」と話しかけると「天ぷらにするとおいしいよ。少し持ってく?」と期待どおりの声が。ここはもちろん喜んで頂く。
と、あれこれ挑んだ1週間。一日1食だけなら、満腹とはならずとも何とか“食べ物を口に入れる”ことはできたが、もう勘弁!
<検証結果>
「タダ飯生活」は、心身ともに痩せ細らせる
― 徹底実践 人はどこまでタダで暮らせるか?【1】 ―
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