PS Vitaに3DS版モンハン&ラブプラス 年末商戦は二大携帯ゲーム機の争いが激化
◆ PS VitaにTGS2011の会場が沸いた!
右肩下がりのゲーム業界、なんてささやかれる昨今。ところが、今年の東京ゲームショウは例年以上に盛り上がり、なんと来場者数は過去最多を更新した。その一番の理由は、12月17日発売のPSPの後継機「PS Vita」。ゲーム機では初めて有機ELディスプレイを採用し、3G回線機能も搭載という噂のマシンの国内初披露とあって、ゲームファンのみならず電子機器に目がないガジェット好きも押し寄せた。
一方、苦戦が伝えられるニンテンドー3DSだが、12月10日発売のビッグタイトル『モンスターハンター3(トライ)G』や、『NEWラブプラス』の試遊が大盛況。ソフト不足から来る不満は、年末にかけて一気に解消されそうだ。
今年のレジャーは自粛ムードもあり、近場でまったりがトレンドだとか。これはゲーム業界にとっては追い風。年末商戦は二大携帯ゲーム機の争いが激化する! そんな予感に満ちた活気溢れるゲームショウだった。
というわけで、東京ゲームショウ2011を彩った5大ブースを美女たちの笑顔とともに振り返ってみよう。
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【SCE】
東京ゲームショウ2011の主役は、かわいいコンパニオン……ではなく、もちろんPS Vita。見た目はPSPとさほど変わらないが、進化した高解像度ディスプレイの映像は美麗の一言。前面と背面のマルチタッチの反応も良好だった。
ブースには80台もの試遊機がズラッと用意されたが、どの列も終日、人、人、人の山。一般公開日には、あまりの人気に行列すら打ち止めになったというから、期待の高さがうかがえる。
試遊できたPS Vitaタイトルは、『みんなのGOLF6』や『リッジレーサー(仮)』など31種類。なかでも注目は『SIREN』のクリエイター・外山圭一郎氏が手掛けた『GRAVITY DAZE/重力的眩暈:上層への帰還において、彼女の内宇宙に生じた摂動』。フレンチコミック的なアートワークとモーションセンサーを駆使した重力アクションが斬新で、体験したゲーマーからは早くも「神ゲー誕生」との声が挙がっていた。映像出展された、PS Vitaならではの3GとGPS機能を生かした位置情報ゲーム『モンスターレーダー』も好評。発売予定タイトルが充実しているPS Vitaのスタートダッシュはまず間違いないだろう。
【注目タイトル】
『GRAVITY DAZE』
上層への帰還において、彼女の内宇宙に生じた摂動。12年2月発売予定のアクションアドベンチャー。重力を操る少女が空中都市を飛ぶ。浮遊感と爽快感のあるプレイ感覚は新鮮
『みんなのGOLF6』
おなじみのゴルフゲーム最新作は、PS Vitaと同時発売予定。鮮やかな緑の芝が画面に映える! 全国対戦も白熱しそう
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