リビングにあるレコーダーの録画番組を寝室のテレビで見る方法
【WTR-HDAV/A】
アイ・オー・データ機器から発売されたテレビ用HDMI無線化ユニット。HDMIの信号をワイヤレスで伝送する送信機と受信機のセットで、他の部屋のテレビにレコーダーの映像を映し出せる。サイズは送信機・受信機共にW195×D138×H41mmで重量は送信機310g、受信機290g。リビング以外の部屋でレコーダーやSTBの映像を楽しみたいと考えている人は要チェックのアイテムだ ◆リビングのレコーダーの録画番組を寝室のテレビでも簡単に見られる! レコーダーやひかりTVのセットトップボックス(STB)などは、リビングのテレビにつなぐのが一般的だが、それだとほかの部屋でテレビを設置しても、それらの機器の映像を見ることはできないのがネックだ。例えば、リビングで録画番組を見ていてちょっと眠くなったときに、寝室に移動して続きを見たいという人は多いだろう。そんなときに便利なのが、テレビ用HDMI無線化ユニット「WTR―HDAV/A」だ。 「WTR―HDAV/A」は、送信機にHDMI接続で入力された映像を、離れた場所に設置した受信機からHDMIで出力できるデバイス。つまり、リビングのレコーダーに録画してある番組を、別室のテレビでも簡単に楽しめるというわけ。 送信機にはHDMI端子が2つ付いているので、レコーダーやSTBは2台まで接続可能。HDMI出力端子も備えているので、リビングのテレビでも今までどおり視聴できる。映像を表示するテレビの切り替えは付属のリモコンで行う。 伝送できる距離は20mまでで、解像度はフルHDまで対応する。受信機側でレコーダーやSTBのリモコンを操作することも可能だ。HDMI機器が「HDMIリンク(CEC)機能」に対応しているならそのまま操作できるし、非対応のデバイスでもレコーダーなどに赤外線発光部延長ケーブルをセットすればいい。映像遅延は1ms未満なので、ほとんど寝室のテレビにレコーダーなどがつながっているような感覚で利用できるのだ。 これさえあれば、リビングのテレビを子供たちがゲームで占拠しているときでも、寝室のテレビでレコーダーの映像を楽しめる。また、インターネットTVやケーブルテレビの場合、STBを2つ契約すると月額課金が2台分発生するが、本製品であれば1台分のみ。1年以内に本体価格の元が取れるだろう。レコーダーなどの映像を2か所で楽しみたい人にイチオシのアイテムだ。■ ITライター柳谷智宣の物欲刺激度 2.5/3
■ 編集担当Kの物欲刺激度 3/3
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