更新日:2015年09月11日 20:13
デジタル

リビングにあるレコーダーの録画番組を寝室のテレビで見る方法

【WTR-HDAV/A】

アイ・オー・データ機器から発売されたテレビ用HDMI無線化ユニット。HDMIの信号をワイヤレスで伝送する送信機と受信機のセットで、他の部屋のテレビにレコーダーの映像を映し出せる。サイズは送信機・受信機共にW195×D138×H41mmで重量は送信機310g、受信機290g。リビング以外の部屋でレコーダーやSTBの映像を楽しみたいと考えている人は要チェックのアイテムだ WTR-HDAV/A◆リビングのレコーダーの録画番組を寝室のテレビでも簡単に見られる! レコーダーやひかりTVのセットトップボックス(STB)などは、リビングのテレビにつなぐのが一般的だが、それだとほかの部屋でテレビを設置しても、それらの機器の映像を見ることはできないのがネックだ。例えば、リビングで録画番組を見ていてちょっと眠くなったときに、寝室に移動して続きを見たいという人は多いだろう。そんなときに便利なのが、テレビ用HDMI無線化ユニット「WTR―HDAV/A」だ。 「WTR―HDAV/A」は、送信機にHDMI接続で入力された映像を、離れた場所に設置した受信機からHDMIで出力できるデバイス。つまり、リビングのレコーダーに録画してある番組を、別室のテレビでも簡単に楽しめるというわけ。
「WTR―HDAV/A」リモコン

リモコンを1台付属。HDMI映像の出力を切り替えられる。受信機側でHDMI機器x機につながっている機器を操作することも可能だ

送信機にはHDMI端子が2つ付いているので、レコーダーやSTBは2台まで接続可能。HDMI出力端子も備えているので、リビングのテレビでも今までどおり視聴できる。映像を表示するテレビの切り替えは付属のリモコンで行う。 伝送できる距離は20mまでで、解像度はフルHDまで対応する。受信機側でレコーダーやSTBのリモコンを操作することも可能だ。HDMI機器が「HDMIリンク(CEC)機能」に対応しているならそのまま操作できるし、非対応のデバイスでもレコーダーなどに赤外線発光部延長ケーブルをセットすればいい。映像遅延は1ms未満なので、ほとんど寝室のテレビにレコーダーなどがつながっているような感覚で利用できるのだ。 これさえあれば、リビングのテレビを子供たちがゲームで占拠しているときでも、寝室のテレビでレコーダーの映像を楽しめる。また、インターネットTVやケーブルテレビの場合、STBを2つ契約すると月額課金が2台分発生するが、本製品であれば1台分のみ。1年以内に本体価格の元が取れるだろう。レコーダーなどの映像を2か所で楽しみたい人にイチオシのアイテムだ。

■ ITライター柳谷智宣の物欲刺激度 2.5/3

部屋数の多い家に引っ越して、AV環境の構築に四苦八苦中

■ 編集担当Kの物欲刺激度 3/3

わが家のテレビはリビングに1台だけなので、今のところこういった機器は必要ないのだが、それでも想像しただけでもすぐに便利さがわかる。テレビ番組は録画し、CMをカットして視聴時間を短縮するのがわが家の流儀なので、レコーダーは大活躍。寝室にテレビを買う機会があれば、ぜひ、これも一緒に買いたいと思う
おすすめ記事
ハッシュタグ