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渋谷で美女ゾンビと狂喜のパーティ! チェンソー片手に絶叫!?

美女ゾンビに見守られて

美女ゾンビに見守られて試遊するゾンビ

 10月12日(水)、東京都渋谷区にあるスペースシャワー・ティーヴィー・ザ・ダイナーで、『デッドライジング 2 オフ・ザ・レコード』(以下、『DR2 OTR』)の発売を記念した前夜祭が開催された。『DR2 OTR』はバットやハンマー、モップなど、周囲に落ちているありとあらゆるものを武器にして、多数のゾンビと戦う人気アクションゲームの最新作。19時の開演を前に、会場では本作の試遊が行えたほか、本格的なゾンビメイクを体験することができた。 ⇒美女ゾンビ、出演者ほかイベントの模様を写真で公開中 https://nikkan-spa.jp/74203/dr2otr_00 ◆衝撃的なライブから第1部のステージが開幕!  イベントは、本格的なゾンビメイクと衣装に身を包んだサイコビリーバンド、CRACKSのミニライブでスタート!  ボーカルがチェーンソーを手に歌う激しいパフォーマンスと迫力満点のサウンドに、会場は熱気に包まれた。ライブが終わると、ステージには司会役の内田洋平プロデューサーと、公式サイトで“帰ってきた!死体で遊ぶなゲーマーたち”を連載しているライターのマスク・ド・UHが登場。CRACKSにインタビューを行ったところ、本作の感想は「ヴェハハハッハ、ヴェハハハッハ、ヴェハハハッハ、ヴェ」との回答が。マネージャー兼ゾンビ語通訳によると、どうやら「おもしろかった」そうだ。ゾンビ語でのやり取りが会場の笑いを誘うなか、最後に一言問われると、「『デッドライジング』、イェー!」と人間の言葉が飛び出した。彼らにとって、人間だった頃の記憶が蘇るほどの衝撃だったに違いない。
CRACKS

ゲーム内で同族のゾンビを倒すのは複雑な気持ちらしい。強面の見た目のわりに、ちょっぴり繊細なようだ

 CRACKSとマスク・ド・UHが退場した後、内田氏がゲームの新情報を公開。スクリーンには、チェーンソーつきのバイクにまたがる『デッドライジング2』の主人公、チャックの姿が映し出された。彼の背中には、愛娘のケイティーがいるのかと思いきや、どうやら彼はケイティーを模した人形を背負っているらしい。いい大人が、リアルな人形といっしょにバイクにまたがる姿はなんともクレイジー。内田氏曰く、その詳細は「ぜひゲームをプレイして確認してください」とのことなので、気になるファンは要チェックだ!!  新情報の公開が終わると、内田氏の紹介で『うさぎドロップ』などを手掛けたことで知られるSABU監督が舞台に。監督は、本作を記念して制作されたショートフィルム『TOKYO DEADRISING』の監督・脚本を務めており、「ショートフィルムということで、好き勝手にやれた」と、作品について振り返った。
内田氏とSABU監督

緊張からか段取りがイマイチ悪い内田氏にSABU監督がツッコミを入れるシーンも。会場の笑いを誘っていた

 『TOKYO DEADRISING』では、ゾンビが出現した東京郊外の都市を舞台に、鈴木規史演じるフリージャーナリストのシマダが、鹿谷弥生演じるミドリのまえで、空回り気味に奮戦する様子が描かれている。ゾンビに襲われるというホラーテイストな作品ながら、コミカルな要素が随所に散りばめられており、作品に見入って静まり返った会場では、ときおり笑いも起こっていた。ステージでは20分ほどのフルバージョンが放映されたが、この作品は公式サイトで全3回に渡って公開予定。ゲームの発売日である10月13日より、毎週公開されていくとのことなので、ぜひチェックしてほしい。  放映終了後は、内田氏とSABU監督のほかに鈴木規史さんと鹿谷弥生さんが登場し、作品のトークセッションに。お盆の熱い時期に、2日間の強行スケジュールで撮影が行われたなど、過酷な舞台裏の様子が語られた。SABU監督は、「各自にゾンビのイメージがあるようで、メイクをした瞬間からゾンビでした」と、エキストラを含めた役者たちのゾンビの演技に関心したエピソードを披露。また、感想を聞かれた鹿谷さんが「あまり演じたことのないキスシーンもあって」と答えたところ、その相手役である鈴木さんが「あれはキスシーンじゃないよ(笑)」と思わずツッコミを入れ、笑いが起こるシーンも。和気藹々とした現場の雰囲気が感じられる内容のトークセッションだった。

「ゾンビになれなかったので、死ぬまでにはゾンビになってみたい」と語る鈴木さん。鹿谷さんとともに、続編への出演をSABU監督にお願いする一幕も

◆第2部は一般ユーザーも参加した大会を開催!  第2部のステージでは、『DR2 OTR』の世界観をイメージしたフードとドリンクが提供されたほか、本作から搭載された新モード“サンドボックス”でのゲームイベントが開催された。

真剣にプレイするユーザーたち。今回は、破壊力抜群のハンマーを手に、ゾンビの群れに突撃する人が多かった

 ゲームイベントのルールは、30秒のなかでどれだけの数のゾンビを倒せるかというもの。プレス、ユーザーごとにチャレンジが行われ、ユーザーの部では上位5名による決勝も実施! 30体ものゾンビを倒し、予選を1位で通過した女性ユーザーのてんつるさんが、決勝でも落ち着いたプレイを披露。可愛らしい見た目とは裏腹に、ゾンビを圧倒して見事優勝を勝ち取った。てんつるさんには、SABU監督から『TOKYO DEADRISING』の出演者がサインを書いたTシャツが手渡され、ゲームイベントは終了。大きな拍手と熱気に包まれ、大盛り上がりのなかで前夜祭は幕を閉じた。
てんつる

「大量のゾンビを倒すのは爽快で、ストレス解消になります」とのこと

 ユーザーの部で優勝したてんつるさんは、『デッドライジング』シリーズの魅力を「落ちているアイテムを武器として何でも使える自由度の高さです。あと、ゾンビものは人が死んだりするんですが、この作品は被り物をゾンビにかぶせたりできて、ふざけられる要素が多くて楽しいですよ」と語ってくれた。  また、最新作の注目ポイントは、「今回は『デッドライジング』のフランクが主人公なので、カメラのシステムが復活したところ。チャックはかっこいいけど、フランクが戻ってくるのはうれしいです!」とのこと。男なら、女性をも虜にする『デッドライジング』をプレイして、主人公のフランクを目指してみては!? 取材・文/黒田知道 撮影/高岡弘
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