【衝撃の実録ルポ】「自宅で身を売る普通の主婦」東京郊外のマンションに極秘潜入
日進月歩で複雑化を極める男の遊び場。最近、店舗やケツモチ的な男性を介さずに、女性だけが繋がって売春を行う集団が存在するという情報を入手した。単独行動でカラダを売る援助交際とも違い、ネットワークを通じてより効率的に“営業”を行う彼女たちの実態はどのようなものなのか。ここではその一部を紹介しよう。
◆「元エンコー少女」に誘われ、自宅で身を売る普通の主婦
11/10発売の週刊SPA!に掲載されている『[素人売春サークル]潜入ルポ』では、上記のような潜入ルポが計7本収録されている。「私設愛人バンク」「年齢別置屋システム」「昼顔妻たちの売春サークル」「乱交サークル」など、この世に実在する淫らな遊び場に、精鋭記者が極秘潜入。どんな世界が広がっているのか、余すことなくリポートしている。 <取材・文・撮影/週刊SPA!編集部>
売春といえば、生活に困窮した若い女性がすることといったイメージが先行するが、そのような切羽詰まった状況でなくとも、“軽いノリ”で自らのカラダを売る女性たちがいる。出会い系サイトに<昼限定。場所は私の家か近くの公園で>と書き込んでいたのは、東京郊外のベッドタウンに住む主婦の由美(仮名・33歳)だ。
自宅に招くという無防備さにも驚きだが、やり取りを続けていると<実際に会ってフィーリングが合ったら“する”か決めましょう。もし気に入らなかったら、友達を紹介することもできます>などとメッセージが送られてきた。なんでも彼女は、地元のママ友などと一緒に、男を斡旋しあうサークルをやっているという。待ち合わせ日時を決め、会うことにした。
時刻は午前9時半。出勤中のサラリーマンたちを横目に、彼女からの<○○区○○町○○号室>と細かく住所が書かれたメールを頼りに現地へ向かう。どうやら子供を幼稚園バスに乗せた後に会うつもりらしい。最寄り駅から歩くこと十数分、着いたのはすぐ横を首都高が走る低層マンションだった。
指定された部屋のチャイムを押す。ガチャリとドアが開き、現れたのはカジュアルルックに薄化粧をした、地味な印象の女性だった。「はじめまして」と挨拶を交わすと、リビングに通された。
家の中はいたって普通のご家庭といった様子だ。大きめなソファに40インチほどのテレビ。テーブルには子供の仕業らしきシールが無造作に貼られている。
「それで、どうします?」
妙に“こと”を急ぐ彼女だったが、「ほかにどんな女性がいるんですか?」と記者が尋ねると、「パート仲間のコとかですけど……」と“メンバー紹介”を始めた。
そもそも、彼女が売春を始めたきっかけはそのパート仲間からの誘いだったという。30代半ばのその女性は“元コギャル”で、学生時代は援助交際をしていたらしい。
「それで、最近は育児もひと段落したから、また地元のバーで知り合った男性とかを相手に、お小遣いをもらってエッチをしているって。パート中にそんな話を聞いていたら『やってみる?』と誘われて……。正直、お金にはそんなに困っていないけど、旦那とは長年セックスレスだし、たまにはほかの人と遊んでもいいかなって」
最初はパート仲間からの紹介で客をとっていたが、地元の繋がりだけでは身元がバレる危険を感じ、教えられるままに出会い系サイトにも手を出すようになったという。
「今は私と同じような感じで始めた友達が全部で5人いて、いい人を見つけたら皆で紹介しあうようになった。育児やパートでホテルのある場所にまで行けないから、“する”ときは基本、家か近所の公園のトイレになるんですよ」
ふいに会話が途切れると、「もう時間がないから、早く済まそう」と記者を促す由美。リビングの家族写真のなかでは、子供たちが無邪気に笑っていた。
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