デートの明暗を分ける「失敗しないお店選び」
―[[おっさんデート]のここが痛い!]―
◆老舗グルメ雑誌の編集長に聞く「おっさんデートを成功に導くカギは?」
今年、創刊25周年を迎える『dancyu』。その信頼性は高く、それゆえ情報を鵜呑みにしたおっさんが痛い目を見ることもしばしば。そこで編集長の江部拓弥氏を直撃。おっさんデートの明暗を分けるものは何か聞いてみた。
「おいしさの基準は人それぞれなので、味を追求するあまり、相手の好みをないがしろにするのは失敗のもとです。例えば、吉田類さんオススメの店。もちろん、いいお店ばかりですが、吉田さんが紹介するのは基本一人で行くような地元のお店じゃないですか。そんな常連ばかりの店に女性を連れていっても、テンションが噛み合わないだけです」
女性を食事に誘うなら、背伸びし過ぎず、相手の好みをよく知ることだと江部氏。
「それと、自分の中に店選びの軸を持つことが大切。評判のお店に行っても『あまり好きじゃないな』と思ったなら、その感覚を大切にしてください。店選びですが、1軒目は女性に任せて、自分は近くのバーを押さえておくのも手です。お酒の知識がなくても、バーテンダーが女性の好みに合うものを作ってくれますから。中華もオススメ。フレンチやイタリアンのように肩肘はらなくていいですし、今の中華は紹興酒だけでなく、女性好みのお酒も取り揃えています。ちなみに5月号の『dancyu』は中華特集なので、ぜひ(笑)」
【江部拓弥氏】
dancyu編集長。『PRESIDENT』編集部などを経て’12年より『dancyu』編集長。小泉今日子さんが好き。「実は、そんなにお店に詳しいわけではないんです」
― [おっさんデート]のここが痛い! ―
『dancyu(ダンチュウ) 2015年05月号』 「食」 のエンターテインメントマガジン |
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