現代女性が男に求めるのは「堅実・地味・普通志向」
男性向けのファッション誌を見ても、さまざまなブランドの服があたかもモテのアイテムのように語られるが、実際のところはどうなのか?
4/21発売の週刊SPA!「[女ウケする男の特徴]ランキング」では、テクニックや小技、ネタ的なヒネリなどは一切排除。女性300人へのアンケート調査を元にした徹底的リアリズムに基づく「現代女性に普遍的にウケる男性像」を探っている。 <取材・文/週刊SPA!編集部>
「女ウケ」をキーワードに女性300人にアンケート調査を行ったところ、下記のように結果になったものの一番多かったのが「こだわりなし」「似合っていれば何でもいい」という回答。
●男性が持っていてor着ていて好感が持てるブランドは?
1位 ポールスミス 5%
2位 バーバリー 4%
3位 ラルフローレン 2.67%
4位 グッチ 2%
5位 ブルガリ 1.3%
6位 ユナイテッドアローズ 1%
6位 ルイ・ヴィトン 1%
日刊SPA!でもファッション関係の記事が好評を博しているメンズファッションバイヤー&ファッションブロガーのバイヤーMB氏も、「価格は手頃だが十分大人向けのブランドはたくさんある」と言い、例として「きれいめ系ならマーガレット・ハウエルやA.P.C、カジュアル系ならBEAMSやSOPHNET.など」をオススメに挙げる。
また、意外とバカにできないのが無印良品やセブンデイズ=サンデイなどの安価ブランドだそうで、「特に今期の無印良品のバスクシャツやオックスシャツは、シルエットがきれいでセンスが良い。無理して高級ブランドを買う必要がないくらい」とのことだ。
こうした「堅実・地味・普通志向」は、車についても顕著だ。
かつては外車だったり、SUVだったりが“モテクルマ”としてもてはやされた時代もあったが、今は国産セダン。次いで国産SUVと、国産車が“モテる”時代になっているのだ。
「女性が保守的で堅実な男性を求めていることがよくわかります。逆に言えば、カネに任せて高級車を自慢するような男性は『金銭感覚が麻痺している』と思われて避けられやすいということです」(エッセイストの潮凪洋介氏)
なるほど確かに「収入など身の丈にあったクルマを持っていれば何でもOK」(27歳・出版)と言う声もある。
「ただ、国産セダンといってもダサいクルマではダメ。安くてもセンスのいいクルマを持っていることが求められているのでしょう」
センス……。そこが一番難しいわけだが、ひとまずド派手志向より堅実志向になっているのは確かなようだ。
●男性が乗っていて好印象な車は?
1位 国産セダン 43%
2位 国産SUV 25.33%
3位 外車セダン 23%
4位 外車SUV 18%
5位 国産ワゴン 17%
6位 外車スポーツカー 16.67%
7位 国産ワンボックス 15.33%
8位 国産スポーツカー 14.33%
9位 超高級外車 9%
10位 軽 7%
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