更新日:2015年08月28日 19:30
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美女も戦う!サバイバルゲームに行ってみた

近年、女性の参加者が急増しているというサバイバルゲーム(以下サバゲー)。細かいルールは大会や会場によって異なるが、敵味方にわかれエアガンで互いに打ち合う競技である。もちろん実弾が使われることはないが、迷彩服に身を包み、草木が生い茂るフィールドで銃を手に敵と相対する緊張感はかなりのものとのこと。数年前までは、ミリタリーマニアをはじめとした男性のための競技としての印象が強かったサバゲーも、今では多くの女性が夢中になっているらしい。さっそく多くの愛好家で賑わうという千葉県印西市のサバイバルフィールド「シマックス」に足を運んだ。 日曜日の午前9時過ぎ、東京から電車で約1時間さらに車で10分ほどの距離にある会場に着くと、駐車場にはすでに都内や近県はもちろんのこと、なかには東北や上越のナンバーの車も。木立が並ぶ受付までの道はすでにエアガン片手に迷彩服姿の参加者たちで賑わっており、「パンッ! パンッ!」という試射音の響きはそれだけで非日常を感じさせる。 参加者の顔ぶれを見てみるとやはり20~40代の屈強な男性が中心だが、なかにはメイド服やセーラー服のコスプレ参加者や、軍服姿が圧倒的に様になっている外国人、そして噂通り女性の姿も見受けられる。20歳前後に見えるかわいらしい雰囲気の女のコから子供連れの美人ママまで女性参加者の顔ぶれも実にさまざまだ。 10時になると運営スタッフによるミーティングが開始。挙手による確認を見る限り、3割ほどが初めてのサバゲーとのこと。男女問わず、新たに興味を持つ人が増えているのは間違いないようだ。和やかムードのミーティングが終了するといよいよバトルの時間に。フィールド内の陣地に散らばり簡単な説明を受けるといよいよ開始のアナウンスが響く。大声を上げながら全速力で最前線へと向かう人もいれば、周囲の様子を伺いながら慎重に歩みを進める人もおり、戦い方は本当にそれぞれ。開始直後から被弾を自己申告する「ヒット」の声も聞こえてくる。女性もハンドガンを構え至近距離での戦いに臨んだり、遠距離からの攻撃に適した銃身の長い武器を構えたりと思い思いのスタイルで参加している。 バトルの合間をぬって、話に聞いてみると女性の多くは初めて、もしくは今年始めてまだ2~3回目という。しかも声をかけた全員が口を揃えて「これからも続けていきたい」という。魅力については「自分が打った弾が狙ったところに命中したときは本当に気持ちいいです」といったサバゲーならではの体験にやみつきになる人もいれば、「この時期は自然のなかで体動かすのにちょうどいいですよね。でも夏や冬は辛そうなので、冬ならスノボ、夏ならダイビングとかのほうがいいかも(笑)」とシーズンスポーツのひとつとして楽しんでいるという人もいるようだ。さらには「武器に手際よく装弾している動作はカッコイイですよね」、「でっぷりとした体型なのに、銃身の長いエアガンを構えて敵をヒットさせている人がいてすごく印象に残っています!」と日常では目にすることのない男らしさに萌える女性の声も。
店長おいどんさん

店長おいどんさん

「シマックス」の店長おいどんさんによると「やはりストレス解消が目的という方が多いですね。ここ1~2年で女性の参加者さんもかなり増え、珍しくなくなりました。最初は友人に誘われて始めた人が一気にハマってしまうこともあるようですね」とのこと。 大自然に囲まれ、普段味わうことのできない緊張感のなか、思いっきり体を動かすことができるサバゲー、鬱々とした毎日にストレスを溜めこみがちという人にはぜひ一度挑戦してもらいたい。緊迫したフィールドで戦うあなたの頼もしい姿に心を打たれる美女……なんてミラクルもあるかもしれない。 【取材協力】 サバイバルゲームフィールド「シマックス」 http://www.cimax.jp/ 取材・文/日刊SPA!取材班 撮影/難波雄史
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