小向美奈子を襲う「アイドル時代のSEX映像」流出騒動
覚せい剤取締法違反で3度目の逮捕を受け、現在は小菅にある東京拘置所に勾留されている小向美奈子(30)。すでに懲役1年6月の実刑判決が下っており、移送先となる刑務所が決まり次第、服役生活はスタートする。
「現在、美奈子ちゃんに面会できるのは家族だけ。逮捕された直後は情緒不安定だったのが、だいぶ穏やかになったと聞きました」(友人)
出所したら、しばらくは静かに暮らしたい――そんな願いを口にすることもあったという小向だが、彼女を待ち受ける試練はどうやら懲役刑だけではなさそうだ。獄中にいながらにして、過去の衝撃映像が流出したのである。
◆撮影されたのは海外逃亡時期!?
流出映像とは、「問題がありすぎて発売を自粛した、AVデビュー前の超本能ムキ出し変態ガチンコお蔵入り映像が遂に流出! 24歳の現役バリバリ芸能人時代に撮影された、幻の『初脱ぎ』『生ハメ』『スライムファック』! これが本当のファーストデビューSEX。」なる長すぎるタイトルがつけられた作品。7月1日に発売開始、サンプル動画も公開されている。
この長く扇情的なタイトルが示す通り、内容は小向が初めて挑んだAVであり、諸般の事情で流通には至らなかった映像が収められている。
タイトルが指す“問題”とは、撮影時期のことだろう。同作では一切明言していないが、小向美奈子がAV出演の必要に迫られたタイミングと言えば、2011年2月、麻薬特例法違反容疑で2度目の逮捕状が出た際にフィリピンにいた頃だ。当時、語学留学のためマニラで生活していた小向に対し、警視庁は逮捕状が出ていることをマスコミにリーク。日本からは報道陣が大挙して押しかけ、大騒動となった。現地に飛んだ全国紙社会部記者が語る。
「小向はなかなか日本に戻ろうとしませんでした。業を煮やした外務省は旅券返納命令を出し、フィリピン国内に留まれないよう“圧力”をかけたほど。それでも逮捕されるまで2週間以上滞在した。今思えば時間稼ぎをしていたようにもとれる」
その後、成田空港で逮捕された小向だったが、嫌疑不十分で釈放された。彼女がアリスJAPANから『AV女優』というタイトルでデビューを果たしたのは、半年以上がたった’11年10月のことだ。20万本のメガヒットとなった同作こそ、これまで“デビュー作”とされていた。内容もソフトで王道な構成となっている。ここが非常に興味深いポイントでもある。というのも、今回の流出作の過激度はすさまじく、とても新人、まして芸能人のデビュー作のそれではない。全225分、12ものチャプターで構成された本作は、前述したように「ゴムなし」や「3P」など、これからAVデビューする芸能人にしては考えられないほどハードな内容に仕上がっている。“刑務所に行く前の一発勝負”に出た感がムンムンなのだ。
「作り手としては、最初で最後の作品になると思って限界まで引き出したはず。ただし、その後、世に出ることはありませんでした。なぜなら小向が逮捕されてしまったことでAVメーカーは尻込みし、お蔵入りになってしまったから。この映像を当時の関係者が持ち出し、『モラル』という新興の制作会社から発売されることになったのですが、道義的な観点から今回の発売でも早期回収されてしまう可能性があります」
とは、AV業界関係者の証言だ。
塀の中からAVが出るとは、前代未聞。本人からすればたまった話ではないだろう。
※次回『小向美奈子が友人に打ち明けた「AV出演の理由」』 nikkan-spa.jp/880980
取材・文/SPA!編集部
『いっぱい、ごめんネ。』 初体験、高校退学、DV、同棲、所属事務所解雇、浅草ロック座への出演…。これまで明かすことのなかった、壮絶な過去、そして現在。トップアイドルは、なぜ覚醒剤に溺れていったのか…。 |
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