人気AV男優のしみけん氏が業界の裏話を披露。「撮影現場に欠かせないある食材」とは?
AV男優しみけん ~光り輝くクズでありたい』(扶桑社)を刊行した。その出版記念イベントが、ニフティの運営するイベントハウス、東京カルチャーカルチャーにて、7月11日(土)に行われた。
当日は著書にも収録されている業界の興味深い裏話「AV男優あるある」が、本人の口から直接語られた。その一部を紹介する。
しみけん「たとえば、『ソープものAV』の撮影に使われるローション。あれって、原液をほとんどそのままを使っているんです。だから、すごく粘度が高くて、どこまでも伸びる。切るのにハサミが必要なくらい(笑)。撮影後に体を洗う時もお湯だけだと全然落ちない。そこで役立つのが『にがり』なんです。体にかけて擦ると、なぜかよく落ちるんです」
詳しい原理は不明だが、「(ローションは)白いゴムボールみたく固まってポロポロ落ちる」と語る、しみけん氏。ちなみに「ADさんがたまたま2種類のボディソープを使っていて、『にがり』が入っていたほうがよく落ちた」ことが発見のきっかけだったという。
しみけん「これは本に書けなかったけど、初の潮吹き撮影で先輩男優さんが爆竹で巻きつけられたんです。僕は『潮を吹かせて消火させないと、お前の先輩、爆破するよ』と監督から言われていた。けど、初めてだから、なかなか潮が出ない。そしたら、ベテランの女優さんでこっそりコツを教えてくれたんです。そしたら、ちゃんと出た! 『よし、これで大丈夫!!』と思ったら、急にカンペが出て。『転べ』と(笑)。最初から出来レースだったんです。監督は絶対なので僕は倒れました。先輩は爆破で気絶していましたよ(笑)」
などの衝撃的なエピソードも飛び出した。さらに「AV撮影中に『イク!イクッ!』と叫んでいたら、お隣さんが怒鳴り込んできた」、「撮影現場は事故物件が多い」など、著書で紹介しているエピソードも、身振り手振りを交え、詳しく紹介された。
さらに、エッセイストで漫画家の能町みね子氏もゲストとして登場。「能町さんが何歳で、何をしている人なのか何もわかっていない」(しみけん氏)、「しみけんさんのAVを一本も見たことない」(能町氏)という2人は、あまり知られていないが、「地下クイズ王決定戦」(BSスカパー!『BAZOOKA!!!』)で共演するなど共に大のクイズマニア。「本業は知らないが、クイズで深くつながっている」(しみけん氏)間柄なのだ。
イベントの後半では、そんな2人が考案したマニアックなクイズをお互いに出題。「ヤクザの隠語で指先を切り落とすことを“エンコ詰め”と言うが、“エンコ”とは元々どんな意味?」、「連続射殺犯の永山則夫がジャズ喫茶『ヴィレッジ・バンガード』でボーイとして働いていた際、同僚として働いていた有名芸人は誰?」など、他に類を見ない難易度の高さとマニアックさに客席が答えに詰まる中、しみけん氏は難なく回答。「自作のクイズ手帳を何冊も所持している」という、クイズマニアぶりをいかんなく発揮した。
来場者も交えてのクイズ大会で会場を大いに沸かせた、しみけん氏。脱いだ時の肉体美のみならず、今後はその黄金の頭脳からも目が離せなくなりそうだ。
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<取材・文/日刊SPA!取材班>
これまで7500本以上の作品に出演し、絡んだ女優は8000人超! 昨今では地上波のテレビ番組にも出演するなど、活躍の幅を精力的に拡げているトップAV男優のしみけん氏。
今年6月には初となる単著『
『AV男優しみけん ~光り輝くクズでありたい』 トップAV男優が語る、抱腹絶倒の業界裏話と矜持 |
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