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羊の骨髄にコウモリ揚げ…驚愕の秘境グルメ

「あのとき食べたアレ、うまかったなー」「あの店、ゲロマズだったよ」なんて話はいつだって盛り上がるもの。てなわけで、いろんな人に[人生最高/最悪のメシ]を聞いてみた。子供時代の思い出の味から異国で食べた謎の料理まで、究極のメシ話をご賞味あれ! <旅人・たかのてるこさんの場合> ◆モロッコで食べた羊肉をのせたクスクス。骨の髄まで啜りました たかのてるこ 最高の食事はモロッコの旅先で仲良くなった家族の家で食べたクスクス。各家庭によって違う、いわば“おふくろの味”で、どこの家もホントにおいしい。レストランでもまったく敵いませんよ。トマトやジャガイモなどの野菜を煮込んだスープを粒状のパスタのクスクスにかけて食べるのですが、羊肉をのせたバージョンはまた最高!  肉にかぶりつくと、モロッコ人が「こうやって啜るのよ」とお手本を見せてくれる。つまり骨の髄を啜れと。まねしてチューッと啜ったらもう、肉のエキスがじゅわ〜。すかさずクスクスを野菜のダシが効いたスープに浸して口の中へ……。最後の一口までうまいんです。現地の言葉でお皿のことを“テルコット”と言いますが、「てるこが皿をきれいにした」って意味で、「テルコットテルコット」とからかわれたほど(笑)。 ◆揚げられたコウモリが恨みがましい顔で……  変わったものも結構、食べてますね。たとえばラオスの食堂で、店のお姉さんから波瀾万丈な人生話をされつつ酒盛り中に出されたコウモリの香草揚げ。恨みがましい顔してるんですよ、コウモリが。目をつぶって口に入れると、「あ、今嚙んだの頭」「コレ足だ」って部位がわかるのがまた気持ち悪くて。味自体は揚げたエビみたいでおいしかったんですけどね。  ベトナムで食べた孵化しかけのアヒルの卵もキツかった。卵から雛になるその途中感の見た目がねぇ。現地の人がごちそうしてくれた料理だったので、嚙まずに飲み込みました。  最悪は台湾の屋台で食べた臭豆腐!! 100m先から臭ってくるんですよ。たとえるなら、数日放置した生ゴミのニオイ。でも、くさやみたいに臭くても食べるとおいしいってこともあるので、ものは試しで口に入れたら……。ニオイと味、おんなじでした(笑)。 【たかのてるこさん】 旅人・エッセイスト。「世界中の人と仲良くなれる!」と信じ、40か国を駆ける。『ガンジス河でバタフライ』ほか著書多数。最新刊は『ジプシーにようこそ!』 ― 我が人生[最高/最悪のメシ]告白集【2】 ―
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