おっさんの“イタい”Facebook投稿――昔の免許証を「たまたま整理してたら出てきた」とアップ
昨年8月に利用者数が全世界で10億人を超えたモンスターSNS『Facebook』。日本でも約2400万人(2015年3月時点。株式会社セレージャテクノロジー調べ)が登録しており、今やFacebookは若者だけのものではなく、40歳を超えたおじさんまでもが利用するコミュニケーションツールとなっている。
だが、これまでSNSなどロクに利用して来なかった40代。ネットリテラシーなどなんのその、若者が眉をひそめるような投稿を連発しているケースも少なくない。
都内で働く20代OLにおじさん達の「イタい投稿パターン」を聞いてみた。
「朝ニュースで流れていたタレントの不倫報道を『ショック!好きだったのに…』の言葉とともに投稿。自分が報道機関かなにかと勘違いしている」(26歳・広告)
「古舘伊知郎の『報道ステーション』降板を社内でいち早くシェアしてきた。向こうでドヤっている顔が想像できて何もリアクションしてない」(24歳・ライター)
「とりあえず政治に関心があるよってことを言いたいんだろうけど、自分の物差しで語っているから同調しづらい。自分がそれにいいね!したとしても、同じように関心持ってるアピールしている感じになっちゃうし」(27歳・メーカー)
「SEALDsに一定の理解を示しつつも、結局最後は自分の主張をするのがウザい」(26歳・IT)
「普段は堅物な上司がかわいい一面を持ちあわせていることをアピールしたいのか、子猫が眠っているGIF動画をシェアしてきた。ほかには子犬がよちよち歩きをしているものもあった。でも、どれもちょっと前に見たやつなんですよ」(28歳・商社)
「昔の免許証の写真などを『たまたま整理してたら出てきた』の言葉を添えて投稿。『若い!』というコメントをして欲しいんだろうなあと思って萎えた」(25歳・メーカー)
「これまで大してアクティブな趣味を持っていなかった上司がジムに通いだして3ヶ月、体内年齢が実年齢を下回った報告をしてきた。あくまで体内だから見た目は変わらないのに」(29歳・IT)
「ラーメンオタクの上司が、どこで修行した店主だとか、製麺所はどこかとか、こっちとしてはどうでもいいウンチクを一通り語るんだけど、必ず最後に「美味しゅうございました」との言葉を添えて写真を上げてくる。もう「旨かった」でいいじゃん」(27歳・IT)
「女性向け媒体で特集されるような”こんな上司は嫌だ”というネタに対して、調査自体に「そんな上司いるのかw」とネット用語を使って当事者ではないことをアピールしてる」(28歳・サービス)
Facebookを頻繁に利用しているおじさん達は今すぐ自分の投稿を見返してみてほしい。もし当てはまっているのならキケンな兆候。すでに多くの後輩に非表示にされているかも? <文/日刊SPA!取材班>
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