更新日:2022年06月23日 14:29
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人気の「窓ガラス発熱シート」は素人でも貼れる? 効果は?

この冬、節電商品として人気の断熱フィルム。窓ガラスにシートを貼って冷気を防ぐのだが、さらに強力な「発熱シート」もある。シートが太陽光を吸収して発熱する、というのだ。シート自体は1000円台(90×180cm)と安いのだが、これって素人がうまく貼れるのか?シワが寄って惨めな仕上がりになったりしないのか? 不器用ライターが試してみた。 ◆「窓ガラス発熱シート」を試してみた!
窓ガラス発熱シート

プチプチタイプなので、サイズ調整→霧吹き→貼りつけまで5分で! 薄いフィルムタイプだったら貼るのは難しかったかも

 木造アパート1階に住むライターS子。南向きとはいえ、高さ2m、幅150cmの大きなベランダの窓から、そして床下から容赦なく寒気に襲われる。しかし、ガスストーブをつけると1秒後には寝落ちして夢の世界。エアコンは節電の大敵。毎年冬になると、ガスストーブをつけて気絶しているか震えながら原稿書くかの二者択一に迫られている……。  そんな折、「窓ガラス発熱シート」なる商品を編集Yに薦められた。貼るだけで、窓の表面温度が約3.5℃アップするとか。えー、たかだかシート一枚で? そもそも、ガサツで不器用で取説もロクに読めない私が、うまく貼れるのだろうか?  ところがいざやってみると、拍子抜けするほど簡単! 添付の説明書どおりに、まず、窓ガラスをきれいに拭き掃除。次に、窓の大きさに合わせてシートをカット。そして、窓内側に霧吹きで水が滴り落ちるほど吹きつけ、プチプチ部分の吸着面をガラスに当てる。ちゃんとくっつくまで、ぺたぺたと手のひらで押しつける。あとは、窓ガラスの枠にはみ出た部分を切り取るだけ。以上、5分以内。  仕上がりは、シートが半透明のため部屋の美観も損なわず、レースのカーテンを引いたとき程度の明るさもある。さて、肝心の効果はどうか。 「特殊発熱フィルムが太陽光を吸収し、太陽光であったかい」がウリのこの商品。確かに昼間はいつもより温かい。太陽の出ない夜でも4mmの空気層で保温効果があるそうで、夜中に帰ってドアを開けると部屋が冷えていない感じが。温度計で測ると、夜9時に外が14℃のとき、室内は「快適温度」と言われる23℃に。同条件で貼る前の室内は21℃なので、2℃ほど上がっていることに。これなら当分ノー暖房で凌げるかも? 窓ガラス発熱シート― 冬版 電気フリー生活に挑戦!【11】 -
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