『キャッツ★アイ』3人の娘が二代目キャッツアイになる!?
『キャッツ★アイ』
北条司(’81年連載開始)
【作品解説】
泪、瞳、愛の美人三姉妹は、怪盗キャッツ・アイとして父ハインツの散逸した美術品を集めている。キャッツを追う刑事・俊夫は瞳の恋人。瞳の正体を知った俊夫は職を捨て、渡米した瞳を追うが……
悩殺レオタードがトレードマークの美人三姉妹だが、さすがに25年後は「レオタードの帯の部分にお腹の肉が乗っかってることに泪が気づき、解散を決定」(26歳・女)と、さもありなんな結末に。
で、解散後は「姉妹で場末にバー『キャッツ・愛』をオープン。ホステスを務める傍ら、元窃盗犯としてワイドショーに泥棒の手口などのコメントを寄せ糊口を凌いでる。俊夫はバーテンをしながら警察の内幕本を仮名で執筆」(30歳・男)てなショボイ展開。
反対に「セレブな香り漂う三姉妹として芸能界入り。モデル業やコメンテーターなどで活躍」(34歳・男)なんて華麗な未来もあるが、「泪と愛はセレブ婚をしてるが、瞳は俊夫の援交が発覚し、グレて盗んだお金でホスト遊び」(35歳・男)とは、次女貧乏くじ。長女は長女で「瞳と愛は年相応の中年女性になってるのに、なぜか泪だけは昔と変わらず。実は盗んだお宝で得た大金をアンチエイジングにぶっ込み、最先端技術で若さをキープ」(36歳・女)って、安達祐美の母ちゃんか!
そんななか、「3人の娘が新生キャッツ・アイを結成するも、現代っ子らしく持久力や辛抱が足らず、警察に追い込まれることも。そこに助けに現れるのが謎の熟女3人組、元祖キャッツ・アイ!!」(35歳・男)。おお、面目躍如か!? と思いきや、「レオタードはキツキツ、ポテッと出た腹やボンレスハムのような太ももが痛々しげ」と、やっぱり哀愁は避けられない様子。
娘といえば前出・斎藤氏からはこんな予想が。「原作のラストで瞳は記憶喪失になってしまう。それから25年、記憶が戻らぬまま瞳は俊夫と結婚し、娘が生まれる。大学生になった娘は母とその姉妹が元怪盗だったと知り、衝撃を受ける。正義感の強い彼女のとった行動は……なんて話だと、続きを読んでみたくなりますね」。北条先生、コレで続編いかがでしょう!?
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