遺伝子検査を利用したダイエットに成功。検査はどこまで信頼すべきか
今春、明治安田生命保険が遺伝情報をサービスに活用する検討に入った。’03年にヒトゲノムの解読が完了。医療分野での進歩はもちろん、ビジネスとしても注目されている。遺伝情報は、将来的にも変わることのない“究極の個人情報”。それを知ることは果たして幸せなのか? 過渡期にある「遺伝子検査」の現状とは?
会社員の田山馨さん(仮名・39歳)が遺伝子検査を受けたのは、ダイエットが目的。知人のトレーナーに勧められたのがきっかけだった。
「『その人の持つ遺伝子や体質によって痩せやすさは変わってくる』と言われ、まあ、軽い気持ちで受けてみたんです。結果、僕は『下半身に筋肉をつけるといいタイプ』『糖質で太る体質』とのこと。せっかくなので、参考にしながら、食生活を改めてみたんです」
食事は完全に糖質オフを実践。チキンとサラダばかりの生活となったが、検査会社のサポート体制もあって継続することができ、結果、体脂肪率は10%台に。
検査に基づくダイエットの成功で次は子供に!?
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