話題の「原価BAR」社長が明かすアルコールの適正価格とカラクリ
アルコール類の原価率はビールが最も高く30%ほどで、サワーやチューハイであれば10%、ソフトドリンクに至っては数%というのが一般的だ。そのような慣習にとらわれず、アルコール類をすべて原価で提供しているのが、ここ最近増えている「原価BAR」だ。「入場料で、通常は原価に上乗せされる利益を確保している」という同店オーナーの横山信夫氏に原価の裏側について聞いた。
「ウチの店は酒の種類と質が売りですのでやりませんが、ウーロンハイならロックでは飲めない安い焼酎を業務用のウーロン茶で割れば原価は20円程度。ハイボールも角などからランクを下げて、安価なペットボトル入りの炭酸を使いまわせば、50円程度で提供することも可能です」
やはりアルコール類で狙い目なのはビールだろう。
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