SNSで「男に嫌われる男」の特徴
誰もがフラットな立場で己の内面を解放できるSNS。だが、その自由度の高さゆえ軽はずみな投稿をして、知らないうちに嫌われてしまうことがある。全国都市部で働く20~49歳のサラリーマン男性300人にアンケートを実施したところ、まず、SNSで嫌われる男の言動として挙がったのが「写真に名前や場所をタグ付けして投稿する」(140人)。「集合写真をすぐにタグ付けする同僚。俺のプライベートを勝手に流出するな!」(38歳・広告)。これに対し、精神科医の西多昌規氏は「タグ付けは『他人が自分の領域に踏み込んで来るのでは』との不安を生む行為」と指摘する。
「『打倒安倍政権!』など、政治的な投稿は生理的に受け付けない」(41歳・電機)など「政治的主張の強い投稿」(138人)も嫌われがち。「その人の属する集団では普通のことでも、他人から見たら普通でない可能性もある。それがわからない人は嫌われます」と社会学者の阿部真大氏は分析。
「誰が読むかわからないのがSNSの怖さ。不特定多数に読まれることを意識して発信しないと批判も受けやすくなる」(コミュニケーショントレーナー野口敏氏)との声も。
そのほか嫌がられるのが「自撮り」(136人)、「忙しい発言」(134人)など自分好きな行為。特に高リスクなのが「会社の愚痴」(135人)だ。
「普段おとなしい同僚がSNSに仕事の不満を書き綴っているのを発見。『内心こんなこと考えてるのか』とドン引き」(39歳・製造)などの意見もある。
「SNS上の書き込みは、案外同僚や上司など仕事関係の人から見られているもの。仕事の悪口を書き込めば情報管理が甘い人だと認識されるし、なにより普段とのギャップで不信感を抱かれてしまいます」(松本氏)
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