鉄道業界はガチガチの体育会系だった…受け継がれる暗黙ルールが厳しすぎる
「ローカルルール」なるものは、さまざまな業界内にも存在するものだ。外から見ると、「そんなことして何の意味が……?」というような、奇妙で業界内になんとなく存在する慣習の実態に迫った。
鉄道業界は、実は上下関係が厳しくて、それにまつわる暗黙のルールがたくさんあるという。
鉄道業界では、いわば“師匠と弟子”のような関係が何よりも重要視されることが多いのだという。
「見習い時代には特定の先輩について指導を受けるんですが、そのときの上下関係がずっとついて回る。師匠に呼び出されたら勤務明けの早朝でも駆けつけなければなりませんし、結婚式の仲人も師匠に頼みます。同じ師匠についた仲間たちで派閥のようになるんです」(34歳・男性・大手鉄道会社運転士)
さらに厳しい“師匠”となると、他の先輩と飲みに行ったことがバレて殴られた人もいるとか。
「昔は鉄拳制裁も当たり前だったような世界ですから……。どんなことでも上司・先輩が決めたことは守らないとダメなんです。慣れればどうってことないですけどね」
また、「身だしなみにはとてもうるさい」(25歳・男性・鉄道員)という声も。
「金髪やピアスがダメなのは普通だと思うのですが、もみあげの長さを毎日チェックされる。耳の穴が長さの上限らしいです。他にも、どんなことでも指さし声出しで確認しなくちゃいけない。乗務中の『出発進行!』はもちろん、社内の掲示物確認でもやらないと怒られます。おかげで家を出るときにも『戸締まりよし!』とついやっちゃいます……」(同)
意外にも体育会系な鉄道業界。こうした慣習も脈々と受け継がれているのだ。
●奇妙な慣習
社内の掲示物にも指さし声出しでの確認が必須!
― 業種別[職場の奇妙な慣習]がヤバすぎる! ―
師匠以外の先輩と飲むと鉄拳制裁!? 体育会な鉄道業界
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